カプコンといえば、格ゲーに、アクションゲーム...そんなイメージが強いですが、そのカプコンが本格的に音ゲー業界に殴り込みをかけてきましたよ!
公式PVでは残念ながら肝心のゲーム画面が少々わかりにくい感じですが、カッコよさはビシバシ伝わってきますね。
それも、そのはず。
このゲームはbeatmania IIDX、jubeat、REFLEC BEATなど、アーケードで大人気な数々の音ゲーに楽曲参加してきた前田尚紀氏の作品なのです。
まさに音ゲーの神様が作った音ゲーなわけですね!
矢印が交わる瞬間に画面をタッチ!
実際のゲーム画面も、近未来っぽくてかっこいいです。
ゲーム自体は矢印が交わるその瞬間にタップ、フリック、ホールド、という、ここだけ聞くと普通の音ゲーなのですが、実際にプレイしてみると難易度はなかなか高めです。
何度もプレイして譜面を覚えるタイプの音ゲーという感じで、序盤からプレイできる曲でもスマートにクリアできるようにはなっていないように感じました。
曲ごとの難易度は「STANDARD」「HARD」「MASTER」と三段階。
音ゲーはゆるくしか遊んでいないような私ですと、スタンダードでもかなりやりごたえがあります。
難しいと感じたら、コンフィグを一度チェック
コンフィグ画面で「矢印の進んでくる速度を一定にする」のオンオフが設定できますので、難しいと感じたらまず矢印の速度を一定にするようにしてみましょう。
また、タッチの判定タイミングも変えられます。
コンフィグ画面で実際にタップしながら変更できるので、早めにタップしてしまう人、逆に遅れがちな人も、若干はここで判定を変えることができます。
この2つを変えるだけでも、難易度は大分下がる感じがしました。
特にタッチの判定タイミングが変更できるのはいいですね。
やれることが多い割にチケット数がシビア
「ミュージックプレイ」「イベント」「アンロックチャレンジ」が、主なプレイコンテンツとなります。
どれを遊ぶのにも画面右上に表示されているチケットを使うのですが、無料で配布されるチケットは最大で10枚までしかチャージされず、基本有料のプレミアムチケット(15枚セットで90円など、複数枚でのセット売り)は無制限で所持できます。
けれど一曲のプレイにチケットを最低5枚以上消費するので(難易度を上げると消費チケットも枚数も増えていきます)、無料で配布されるチケットだと、一回でスタンダードモードで二曲までしかプレイできず、あとは時間経過でチケットが回復するのを待つか、あるいは有料チケットを買わないとプレイできません。
残念ながら一度遊んだことのある曲でも、遊ぶたびに5枚チケットを持っていかれます。
ミッションをクリアしたりすることでプレミアムチケットがもらえたりもしますが、プレミアムチケットも一回のプレイで5枚消費されますので、なかなかシビアです。
それなりにやりこもうとしたり、お気に入りの曲を何回もプレイしたいとなると、課金は必須という感じがしました。
せめて一度チケットを使って遊んだ曲は、無制限に遊べるようにしてくれると有り難いですね。
聴けば聴くほどカッコイイ!という曲が多いので、「チケット買っちゃえ」という気分になるのは確かなのですが。
どちらかというとガチ音ゲーマー向け?
このゲームは、日頃からアーケードなどでしっかりと音ゲーをプレイされているユーザ向け、という印象です。
課金スタイルも、アーケードでお金を使うことに慣れている人たちを対象にしているような雰囲気ですね。
独自のユーザ同士のチャット機能や公式掲示板などのコミュニティ関連も非常に充実していますし、イベントでランキング戦なども行われておりますので、ユーザ同士で切磋琢磨しあいながらスコアを伸ばしていくことに張り合いを感じるような方にはオススメです。
「スマホの音ゲーは簡単すぎる」と思っていた方、「昔はよくゲームセンターで音ゲーをプレイしていたけれど最近は忙しくて...」という方は、まずは一度プレイしてみてください!
使用端末:iPhone5
OS:7.0.4
バージョン:1.01.01
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発売元:CAPCOM Co., Ltd
更新日:2013年12月6日
価格:無料(※課金アイテム有)
対応機種:iOS 6.0 以降
(アサミリナ)