高い人口カバー率を誇る日本でも、まだまだ残る圏外エリア。その意外な弊害はバッテリーの持ちにも関係しているのです。
スマホのバッテリー消費が一定でないというのは、体感として感じている方も多いと思います。特に「今日は全然使ってないのに、どうしてこんなに電池が減ったの?」なんて状況では、周囲の電波状況の振り返りが必要かもしれません。
実は「電波が悪かったり圏外となる場所では電池の持ちが悪くなる」というのは昔からよく言われている話。
そういえば炎天下のような暑い場所も要注意でしたね。
携帯電話は通話や通信をしていない状態でも常に基地局との接続を試みる仕組みとなっているため、スムーズに電波を見つけられる電波状態の良い所と比べると、電波が悪い場所では基地局を探すためにより多くのパワーを使っているのです。
そのため、長時間電波の悪い場所にいることがわかっている時には通信機能をオフにしてしまうのがバッテリーの持ちを重視する際には有効となりますよ。ちなみにiPhoneとAndroidでの通信オフ手順は下の通り。
・iPhone=「設定」→「モバイルデータ通信」でモバイルデータ通信(とLTE)のスイッチをオフ
・Android=「設定」→「モバイルネットワーク」のスイッチ(機種によってやや違いがあるかもしれません)
※ iPhone、Androidともに「設定」→「機内モード」で通信オフにするのも有効
また近年、都市部では急速に普及したWi-Fi(無線LAN)スポットも検出する際に電池を食いがち。これらも使わない時はオフにしておけばバッテリーにやさしいです。
さらにブルートゥースやGPSもオフにすればかなり省電力を実現できますが、反面でスマホの便利さの多くが様々な電波による外部との通信で成り立っているのも事実。
自分のスタイルに合わせて最適な設定を見つけてみてくださいね。
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圏外では携帯を電波オフ!バッテリー消費を抑えよう [ライフハッカー]
(ワタナベダイスケ)