Googleの純正にして、Androidスマホ上で最速の呼び名高いブラウザ「クローム」ですけど、この度、『Chrome Beta (クローム ベータ版)』が、Google Playからダウンロード可能になっていますよ。
ベータ版とは、正式公開前のテストバージョンのことです。つまり、現行の「クローム」より新しく、バージョンが上がっているんですけど、不具合が残っている可能性もあるということになります。
不具合は困るんですけど、ていう人は使わない方がいいですけど、致命的な不具合が残っている可能性は低いですから、最新版を試してみたいという人はぜひ使ってみてくださいね。
すでに「現行版クローム」を使ってる人でも、「おお!?」なんて、その速さにちょっとビックリすると思いますよ。
画像を見ていただくと、安定版の現行バージョンより、アプリ自体の大きさが少し大きくなっているのが分かります。機能が増えていることの証しですね。
ちなみに、このベータ版は現行版と併用することが出来るという優れものなので、気軽に試すことができますよ。
バージョンは、現行版の18.0.1025469に対して、ベータ版は25.0.1364.33です。
（画像とバージョン番号が違うのは、レビュー執筆中にアップデートがかかったため）
7バージョンも先を行っているなんて言われたら、筆者的には、とりあえず試さずにスルーとかムリですね。
というわけで、早速導入して、スピードテストです。
公式ブログによると、25〜30％程度、処理速度が上がっているということですから、期待も高まりますよ。
各サイトを開き切るまでの時間は、手計測で、上のとおり。
実際には、その時の回線の混み具合にもよりますので、あくまで参考値となりますが、明らかに現行版よりスピードアップしているのが分かりますね。
Yahoo! Japanの結果は少し意外ですが、結果は結果なので、そのまま載せています。
それから、ベータ版を使う上で、気を付けておくべき点が、不具合の他にもう一つ。
不具合を発見したときには、積極的にGoogleに対してエラー報告をしてあげましょう。インストール時に、エラーの自動報告の許可を求めてきますので、志のある方は、出せる情報は全て提供の方向がベターです。
個人情報などが気になる人は、使っていけないということではありませんが、広く無償でテスターをやってくれるボランティアを募集しているという形なので、ある程度のリスクは許容しておく方がウィンウィンの関係と、心得ましょう。
利用時間：3時間ほど
使用端末：HTC J ISW13HT
OS：4.0.4
バージョン：25.0.1364.33
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発売元：Google Inc.
更新日：2013.1.10
価格：無料
対応機種：Android4.0以上
（田中宏和）
