ウォーハンマーRPGセッション風景配信も第15回目。
今回もプレイレポートを
テーブルトークカフェDayDreamの宮音詩織さんにお願いしております。
12/1配信の回は2015年最後の冒険に!(翌々週は振り返り回でしたね)
フルパーティーでミドンヘイム城奪還作戦スタートです!
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バルデマーら一行は、ボリス伯の令嬢カタリーナの案内の元、ミドンヘイムへと戻ってきた。
死霊術師による恐ろしい魔法と、ラットマンどもの襲撃にさらされたミドンヘイムの宮殿は、今は静かであった。
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死体などは、何者かによって引きずられながら回収された跡がある。
一行は、残されたボリス伯の片足のみを、そこで発見したのであった。
宴の催されていた広間へ向かった一行は、そこで、犠牲になった人々の霊魂が渦を巻いているのを発見した。
混沌の力によってか、深い苦痛と悲しみにくれた魂たちの嘆きがこだまする。
ヨハンはシグマー神に、魂を御許へ召し上げるよう願った。ヨハンの祈りが聞き届けられたのか、魂たちは消えてゆく。
ヨハンはその中に、上司である司祭の姿を見つけた。師は、混沌を打ち払うための力を与えるべく、ヨハンに自分の鎧を託した。
と、カタリーナが、お父様、と声を上げた。直後、ボリス伯の片足に、魂のひとつが入り込んだ。
膝のあたりに、人の顔のようなものがぼやりと浮き上がり、ボリス伯の声が発せられた。一命を取り留めたか、と。
だがその姿は明らかに、混沌の影響にさらされたものであった。自らの姿を認識したボリス伯は悲嘆の声を上げたが、しかしまだ消えるわけにはいかぬと意志を明らかにした。
ミドンヘイムに押し寄せたスケイブンどもを打ち倒すことが、選帝侯としての責任であるのだと。
スケイブンのリーダー格である役職チーフテンとその取り巻きたちは、宮殿内にあるウルリック神殿にいる。それを倒すのだ、とボリス伯は語気を強めた。
皆は体制を整えた後、ウルリック神殿へと急いだ。塔の上から、スケイブンどものキーキッシュ語が聞こえてくる。と、聞き覚えのあるライクシュピールの悲鳴が、それに混ざった。
デルベルツで出会った奇妙奇天烈な発明家、キューゲルシュライバー博士である。
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皆は博士を助けるべく、階段を駆け上った。その場に出て、ウドーがまず顔色を変える。悪友ファットボーイであったらしい無残な塊が、そこに転がっていた。
混沌の忌まわしい力が凝縮されたような石がきらめき、その周囲に、スケイブンどもが控えている。
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チーフテンは部下たちを鼓舞し、自分は後ろに下がった。
バルデマーらは武器を持ち、前に飛び出した。
スケイブンどもの火炎放射器から粘つく燃焼剤と炎が吹き出され、グルンディに襲いかかった。グレッチェンが樽の水をぶちまけてそれを消す。
ウドーはスリングを放った後、肉切り包丁を抜いて前に飛び出した。
ウルディサンは武器を落とさせる魔法を使い、火炎放射器を構えたねずみを妨害する。
ヨハンは、新たな鎧にさらなる闘気を与えられたがごとく前に出て、スケイブンに聖なるハンマーを振り下ろし、気絶させた。
普段は楽器を奏でるバルデマーの手も、今は刃をとって、ねずみどもに斬撃をくりだす。
グルンディの猛攻がチーフテンに迫り、ドワーフの戦士とネズミの将による激しい攻防が始まった。
そこへ助太刀に入ったグレッチェン。が、チーフテンは武器をひるがえして彼女に深手を与えた。
ウルディサンは火炎放射器を持つスケイブンに眠りの魔法をかけて無力化した。
階下から、カタリーナの銃撃が聞こえ始める。急がねばならない。
敵の攻撃をかいくぐってヨハンがチーフテンへ迫る。その援護を受けてバルデマーがチーフテンの隙をつくり、グルンディが止めを刺した。
戦いはひとまず終わり、皆は博士を無事に救出した。
傷を負った一行、そして床に散らばった道具類を見て、博士は皆に、生体改造手術をしようと申し出た。
スケイブンどもの技術も取り入れた手術によって、傷を完全に治し、もしかすると新たな力をも与えるかもしれない施術。
その申し出を受けるか否か、迷ったバルデマーだが、背に腹は代えられない。深手を負ったグレッチェンを示し、彼女を治すよう、博士に頼む。
手術の間、皆は階段を駆け下り、カタリーナとアンヤに群がる雑魚どもを蹴散らして彼女たちを助けた。
生体改造手術は無事に終わり、グレッチェンの傷は塞がった。かつて失った歯も取り戻した。
と、施術後、目を開けたグレッチェンの視界に捉えられた博士が、急に体調不良を起こしたように顔色を変えた。
彼女に手術を施した博士も、そしてグレッチェン自身にも自覚のないことであるが、彼女の片目は手術による混沌変異を起こし、相手に呪いを与える邪眼となっていたのだった。
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