社畜る~? 逝く逝く♪ \(TдT)/

どうも緒方DEATH!

前回の社畜そ人間は

「アパレルアルバイト時代にいた!色恋沙汰で善悪の判別がつかなくなる社畜」

という記事を書かせてもらいました!

本日は・・・ちょっとかっこ良く言わせてもらってフリーランス時代の社畜そ人間!

僕は22歳の時に高校時代の友人と上京してきました。
「デザインで一旗上げてやろうぜ」
という意気込みの元。

そんなときに出会った人の話です。

仕事を振ってくれるありがたい人

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上京してきた僕らはとりあえず金を稼がないといけませんので、週3日間バイトしていました。
残りの4日間はデザインスキルを上げたり、ポートフォリオを作ったりしていました。

バイトぐらいでしか社会に出たことがない僕達は、もちろん営業なんてしたことがありません。
デザインの仕事をしたいが、どうやって取ればいいかわからない。
もちろん知り合いなんて1人もいません。

そこで利用したのがmixiです。
今ではすっかり息を潜めてしまったmixiですが、7年前はまだまだ活用されていました。
まずはmixiでいろんなコミュニティにデザインの仕事します!
と、伝えていきました。

ここでまさかのデザインの仕事を振りたいという人間に出会いました。
僕らは歓喜しましたね。
振ってくれるというのは名古屋を拠点にしているK氏。
パチンコのチラシを作ってくれとのこと。
デザイナーという綺羅びやかな世界を想像していた自分たちに取っては若干残念感がありましたが、
この際パチンコのチラシだろうがなんだろうが関係ない。
報酬は1万円とのことでしたがさっそく着手しました。

初のお金を貰う仕事。
嬉しかったですね。なので要望もばっちり聞いて仕上げました。

全然振り込まれない制作費

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上記にも書いたとおり社会人経験のない僕らは営業なんて全く知りません。
制作したんだからお金はもらえるものだと考えていたため、先に振り込んでもらう、
もしくは着手金を貰うなんていう発想はありませんでした。

デザインが終わって、振込先を伝えても、全く振り込んでくれません。
連絡は取れるのですが、「ちょっとまってね」と言われて全然振り込まないのです。
すると、もう一件案件を手伝ってくれないかと連絡が来ました。
「プラス1万でまとめて払うから。」とのことでしたので、作業しました。
やっぱり少しでも仕事は欲しかったので・・・

もう1つの案件もきっちり終わらせましたが、全然振り込んでくれませんでした。
そいつからお金をもらうことは諦め次の仕事を探すのでした。

ロコモコで支払われることも

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その後色んな案件をこなしていきましたが、ある日異色の依頼がありました。
それは海の家の看板を書いてくれというもの。
場所は湘南。湘南爆走族を読み漁っていた僕達にとって、生まれて初めての湘南にはテンション上がりまくりでした。
約束の場所についてみると、お察しの通りのパリピ達がいました。

さっそく看板を書き始め、ペンキでがっつり作業していました。
するとお昼時にロコモコをくれました。
昼飯も食べ、夕方頃になんとか完成。
帰りに制作費を受け取ったのですが、もらう予定だった2万円ではなく、17,000円でした。

「いや、20,000円じゃないんですか?」

「え?あーロコモコ代!お代もらってなかったっしょ?」

「いやぁ~・・・まぁ・・・確かに。」

となって終わりました。
いや・・・金取るのかよ!!!!って。

類は共を呼ぶ、じゃないけど似たような人が集まる仕組み

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仕事がほしいからと言って安く請け負ってしまうと、どんどん足元見られていく、ということを知りました。
「こいつらなら最悪金払わんでもいいやろ。」
「金払ってるんやから言う事聞けよ」
みたいな。

お金ないし、仕事欲しいしで選ばず考えずどんなことでもしてました。
でも今考えると、それは自分の価値も同時に下げていたのかなぁと思います。

自分が、安い人間になってたから同じような人種しか集まらない。
安い単価でもちゃんと意味がある、価値のある仕事ならいいけど、なんも考えない安い仕事は本当に意味がないです。

そして書いていてもう1つ思いましたが、僕らも無知すぎるw
そら恰好のカモになるわ。

無知というのはそれだけでハンデなんだ。
自分は一回こういうこと経験しているんだからちゃんと学んで勉強しないと。

というわけで、登場人物全員底辺なお話でした。

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