▼ジェンダー配慮の紅白
みなさんこんにちは
和田です。
年末のアメリカ通信で紅白の話題を取り上げたので、
今年は紅白をチラチラ見ました。
ダウンタウンの年末のガキ使が、
シバいて痛がる姿を笑うからという、
暴力表現だから中止でした。
ボクシングの世界戦は、コロナで鎖国したため、
外国人選手が来ないために、
井岡、村田ともに注目カードは中止になりました。
(井岡は本来の対戦相手でない国内選手と試合。)
ライバル放送が潰れ、
これだけ有利な展開だったのですが、
結果は、NHK紅白は最低視聴率を更新したようです。
紅白についてアメリカ通信で紹介した、
韓国側から小馬鹿にされた記事から引用すると、
歌手を女性は「紅組」、男性は「白組」に分けて
対決を広げる構成で、
進行者の古典的な衣装と枠にはまったコメント、
華麗だが奇妙にやぼったい舞台装置まで「伝統」を続けます
今年はこうした指摘を一部受け入れて
「紅組司会」「白組司会」に分けていた男女司会者を
単に「司会者」として統合すると発表
引用終わり。
と、かなり的を射たものです。
今年の紅白ではジェンダー配慮で
『多様な価値観』を認め合おうという思い」がNHK側に
込められているようで、
男女別の競争は廃止「的」な合戦で、
LGBTへの配慮立て付けという、オカシな構図でした。
日本的な予定調和な素人学芸会の
男女チームの対抗戦ノリは、
老人世代に刺さっていたのに、
ガイアツのとってつけたジェンダー配慮で、
これまでの紅白ファンからも見放されたのが、
今回の視聴率で低迷の原因だったようです。
もちろん、そんな世界観では、
若い視聴者がyoutube見るのを辞めて、
視聴にくるわけでもなかったのはいうまでもありません。
【紅白のもつユニークな価値とは?】
データの上では、アメリカでも日本でも、
ヒットチャートの6−7割は男性アーティストです。
本来、男女の区分けをなくして、
人気実力だけで歌番組をやれば、
男性中心でやるものになっているはずでした。
そこを紅白では、無理やり男女歌合戦という体裁にして、
出演者を男女数を平等にした構図にして、
女性アーティスト側に下駄を履かせていた
画期的なものだったのです。
そういう意味では、男チーム対女チームというのは、
世界初の日本のジェンダー配慮規格だった
のではないでしょうか。
ならば、それを堂々と
「紅白では、ちゃんと人気だけでなく、
男女が結果平等になるように、下駄履かせてます。
国会議員でも、会社役員でも実力無視の女性枠がない日本で、
こんな人気商売において、女性側に水増しして、
男女を平にしてるんだから先進的ですよ」
と言えば良かったんじゃないでしょうか。
ジェンダー、LGBT、SDGsなど
世界的な流れはどうしても日本にやってきます。
グローバル化です。
好きか、嫌いかは関係なく、
グローバル化の波が日本に押し寄せて来ているのです。
グローバル化は他国への規格の押し付けです。
だからこそ、何を取り入れるか、入れないかを決めるべきだし、
日本は日本なりのバリューを示すべきです
ウイグルチベット、香港問題を批判されても
「アメリカ式の民主主義は失敗し、
中国は中国式民主主義を貫いている」と
中国外交部はオカシナ強弁をしています。
詭弁でもなんでも主張してくる国もあります。
私にはSDGsだって詭弁の押し付けに見えます。
本当に守らなければならい価値だなと思えば、
堂々と理論立てて討論しなきゃいけない時代です。
日本の原発や石炭発電も日本なりの見直しと
日本なりの議論の再構築が必要ではないでしょうか。
皇室の男系継承だって世界への理論武装は必須です。
詭弁だろうが煙に巻こうが
絶対守るべきバリューはあるのです。
米中冷戦時代でも、次々と
世界的にルール決め規格争いが激しくなっています。
時代の変化の流れを知りつつ、
折れるところ、折れないところ、
日本には日本のやり方ががあるなら
強く主張するところが必要です。
今後の世界の流れを知り、
ルール作りをウォッチするためにも、
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〜国家と個人のエマージェンと戦略〜
を作りました。
これからも守らねばならない、
あなたのバリューはなんでしょうか?
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(和田 憲治:https://twitter.com/media_otb )
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