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和田 です。
「北朝鮮のミサイルが一発、日本に落ちてくれたらいいと思う。」
2000年の年末に石原慎太郎が発言し問題になった。
ぬるま湯に浸かっている日本人は自らを変えていくことができない。
彼は本心からそう思ったからこその発言だろう。
私もこれは本当にそうだ思う。
大事なシーレーンを奪う、南シナ海埋め立て。
東シナ海での三階建のレーダー基地建設。
地政学という言葉を知らなくても、日本は石油がないんだから、
どんなことになるのか、ちょっと予測すればバカでもわかるはずだ。
これだけのことをやられているのに、安保法案ですら大反対している。
ちょっと考えればわかる。
日本人が武器持つのと中国人が武器もつのはどっちが物騒か?
日本人が主張し、議論するのと
中国人が同様のことをするのはどっちが攻撃的か?
日本人よりもカネを持って、
軍備と自信をつけた中国人がやっかいでないか、
ちょっと考えればわかるはずだ?
それでも、安倍政権の支持率の低下を見ると、
これがわからない連中が多いのだ。
首相談話で、『侵略』と『おわび』をいれることになりそうだという、
記事がありますが、そんな場合じゃない、
そんな悠長な状態ではないと思いますね。
日本政府は本気で変わる気はないようで、私はがっかりです。
だから、石原慎太郎氏の意見もわからんでもない。
政治家に危機感がないようだと、
国民は国家のことを他人事にできてしまう。
自分一人が動いても変わらないってことで諦めもつくのでしょう。
では個人のレベルではどうか?
我々は、リアリストでありたいから、
安倍談話が、政府がどうであろうと、
自分の人生だけは諦めてはいけないのです。
少しでも今の状態をマシにして行かなければなりません。
なので、みなさんにも、
ちょっと考えればわかるような、小さな課題なども
先送りしないようにしましょう。
ちょうどお盆休みの人も多いと思います。
個人の課題、家族の課題などを解決するのに、
リアリストたるために、本気で変わる。
そのためには、クラウゼヴィッツ、累積戦略など
お盆休みのチャンスに、もう一度見てください。
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■-編集後記-(おくやま)-----------------------------------■
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ジョセフ・ナイというハーバード大学の偉い先生がいます。
「ソフト・パワー」という概念を提唱したことで有名なので、
聞いたことがある人もたくさんいるのではないでしょうか。
このナイ教授、安全保障の世界で有名な言葉を残しております。
それは、
「安全保障というのは空気のようなものであり、
それを失い始めるまでは気づかないだけでなく、
そうなってくると、そのことだけしか考えられなくなる」
というものです。
日本の大多数の人々は、まだ「日本は安全だ」と
気楽に考えているのかもしれません。
ところがこの「空気」は、いまや確実に失われつつあります。
あとはそれにいつ気づくかどうか、
という時間の問題だと言えるでしょう。
われわれはやはり、まずは「個人」で出来ることを、
できる範囲で着実にやっていくしかないのです。
(おくやま)
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スタンダードジャーナル編集部
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コメント
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(ID:2453021)
和田氏はまだまだリアリストとして甘いな。
「中国脅威論」を言う言論人は増えてきたし国民に浸透しはじめていると思う。
今回の安保法案に肯定的な人の多くは「現実中国ヤバイんだから解釈変えさせろ!」論法だ。
だが問題はあくまで法律論であり、法理に対してリアリズム一本やりではゴリ押しになってしまう。階層が違う。
歴代内閣の見解を追ってみると決して「もともと憲法で禁止されてることを、安倍が解釈改憲でできるようにする」
ことにはならないのが分かる。保守派としてきちんと説明をつけられる。
いつまで和田氏はその辺の(一般的に右が苦手で左が得意な法理レベルの)理論武装を怠って、
リアリズム一本やりで押し続けられると思っているのだろう。
それこそ現実を見ていない、大きな意味でリアリズムに欠いたスタンスだと思う。
保守言論人は「中国脅威論」を広める努力はしたと思うが、法律論は国民に浸透させるどころか
保守内でも議論を怠った。今ある現実は、それが単に結果として現れているだけだ。
ちなみにサヨクでもちょっと勉強してる連中は、政府見解の変遷を知っている。
相手はそのレベルで理論武装をはじめている。
保守派も不得意でも法律レベルの議論をもっとすべきだ。これが終わってもまだまだ憲法論議が残っている。
サヨクや国民を嘆く前に、それだけの資格が保守サイドにあるのかよく考えたほうがいい。