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おくやま です。
本ブロマガでは「オフショア・バランシング」のような、
いわば「引き気味」のアメリカの大戦略を
何度もご紹介していることはご存知のことと思われます。
アメリカの海外展開というのは、
アメリカの自身の国益のためにやるわけであって、
決して「地球防衛軍」や「世界警察」としての役割ではない。
いまの状態は手を広げすぎだから、もう少し手を引くべきだ・・・
アメリカの国内には、このような意見も根強いわけで、
そのような「アメリカの国益を優先的に考えよう」という人々が、
たとえば沖縄にある余分な基地を閉鎖して
米軍を引き上げさせようと考えても不思議はないわけです。
たとえば今回紹介するアメリカの若い大学の先生などは、
海外の基地は金の無駄であると同時に、
基地を置くことによって現地における
米軍のイメージは悪くなるから閉鎖すべきだ、と述べております。
日本のメディアでは、米軍が居座り続けることがデフォルトというか、
考えの土台になっている部分はありますが、
アメリカ側にはうらやましいことに、この「引く」というオプションもあるのです。
戦略で決定的に重要なのは、この「オプションがある」ということ。
日本もさらに戦略的に考える覚悟があるのなら、
「アメリカもいつかは引くかもしれない」
という考えを持って覚悟しておくということも必要です。
( おくやま )

http://www.realist.jp/strata.html
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■-編集後記-(和田)-----------------------------------■
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アメリカはいつもいろいろな意見が対立し、
政権が選択している。
なので、そのさまざまな幅の振れぶりを知っておくことが
アメリカの政治を見る上で必要になるのだ。
それをこの番組でなんとかフォローしておこうという姿勢だ。
日本の保守派は、米軍に引かれては困るという立場だ。
だが、オフショアバランシングをやれば、米軍は引く可能性がある。
なので、引かれてもすぐ軍事増強するという気構えくらい必要なのだ。
面白いのは日本のサヨクだ。
彼らに真の哲学はない。
人権がー、と騒ぐが、中国での民衆弾圧、
チベットウイグル人の虐殺のスルー。
辺野古のサンゴ埋め立ては騒ぐが、
那覇空港や南シナ海埋め立ては問題にしない。
米軍が日本から出て行くとしたら、
日本は独自で軍拡しないといけないことになる。
だから、沖縄ならまだしも、
本気で『米軍は日本から出て行け!」とは言わない。
朝日新聞ですら、日本から米軍を追い出せとは書かない。
彼らサヨクは、中国軍、韓国軍は好き。
米軍は嫌いだが、自衛隊はもっと嫌いなのだ。
外人が銃を持つのは信じられるが、
日本人が持つのは信用しないのだ。
彼らが中韓脳と言われるのはその辺が原因だ。
※おくやまさんの生放送裏話等はこちらで・・・?
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(担当:紫)
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