政府職員6万人を解雇、USAID(米国際開発庁)による対外援助を停止するなど、ドナルド・トランプ米大統領の右腕、イーロン・マスク氏の政界での暴れっぷりがすさまじい。
ところが本業のEV(電気自動車)メーカー、テスラの業績が急落している。
EV界は全世界で売上げ前年比37%増と成長しているが、今年1月の欧州市場におけるテスラ販売台数は前年比45%減、米市場も減速するなど、一人負けの状態となってしまった。株価も昨年末のピークからほぼ半減している。
トランプ政権のネガティブなイメージやマスク氏が欧州の右派政党を支持したことなどが重なりブランドを損ねたことが大きい。

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