6月27日のバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論は、81歳という史上最高齢の大統領になったバイデンがしばしば口を開けたまま動かなくなったり、ゴルフのスコアを自慢するという「さんまのご長寿早押しクイズ」状態に終わった。
高齢のため、任期中に執務遂行できなくなった大統領は過去にもいる。第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンは、2期目の1919年、重い脳卒中で倒れ(当時63歳)、その後、エディス夫人が密かに執務を代行した。今では、彼女は「実質的に史上初の女性大統領」と呼ばれている。
ロナルド・レーガン大統領も、実は就任から3年目に認知症を発症していたが、それから5年間、家族やスタッフは症状を隠しとおした。
そんな風に隠すことはネット時代には不可能。