お守りと言えば交通安全や安産など人を厄災から守るものである。しかし、その逆、つまり、人に厄災をもたらすお守りもあるという。

これは実際にある神社での話だが、その神社の近隣に住む人たちによるとその神社でお守りを買った場合、絶対に中を見ろ、と言われている。何故なら、不吉なものが入っている可能性があるからだという。

普通は、お守りを買ったら絶対に中を見てはいけないが、ある神社のお守りの中には『贄』と書かれた紙が入っているという。その神社では1%の割合でお守りに『贄』という文字を入れる風習があり、何故そんなことをするかと言うと、誰かが生贄になることで誰かを助ける、そんな考え方から行われているようだ。

なんとも恐ろしいお守りであるが、その神社のお守りは日本でも有数の「効力のあるお守り」として認知されているのである。