番組後半では、電子書籍時代の到来で出版業界に起きる変化について語られました。なかでも出版業界独特の制度である「再販売価格維持制度」について言及。佐々木俊尚は「電子書籍は再販制度が適用されないので、価格設定権は実際小売りの側にあるはずなんだけど、なぜか(アマゾンの電子書籍販売サイトの)キンドルストア日本語版では、価格設定権を出版社が持ってる。独禁法に違反じゃないかという指摘もあり、価格設定権をいつまでも出版社が維持するのは難しい状況になるだろう」と指摘してしました。
また、大手出版社である講談社から独立して会社を設立した佐渡島さんが、その心境について、「挑戦を遅らせる理由はいっぱい見つかる。でも今はすごい変革期で、この半年とか1年っていうのは、大きな意味を持つと思ったので、早く挑戦したいっていう気持ちを優先させた」と語っています。
そのほか、佐渡島さんが担当するマンガ「宇宙兄弟」が現在のヒットを迎えるまでの変遷や、作者の小山宙哉さんとのやり取りについてなど、ここでしか聞けないやりとりが展開されています。
「佐々木俊尚チャンネル」では、今後も定期的に生放送をしていく予定です。今回の番組後半の全文書き起こし記事は以下の通りです。
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