さて2日目スタートです。私が宿泊したホテルは名鉄イン名古屋錦で、朝食付きのプランでした。朝食は6時30分から9時30分まで。私は6時前に起床していたので6時30分を待って……と思ったのですが、あまり早くチェックアウトをしても行ける場所がありません。この旅行プランには「名古屋市交通局 バス・地下鉄全線一日乗車券」が付いているのですが、名鉄観光サービスの名駅地下支店か金山駅旅行センターで引換券と交換する必要があるのです。
1日目のレポートでも記した通り、前日は臨時休業だったため、地下鉄やバスに乗ろうとすると、お金がかかってしまうのです。いや、新幹線に乗ったことに比べれば微々たる金額だということは承知していますが、不必要な支出は避けたい。そもそも事前に立てていたプランでは1日目に、JRを使って「名古屋お芋嬢」に立ち寄り、その後、名古屋駅周辺や栄のスポットを回るはずでしたが、このプランは破棄せざるを得ません。
そこで新たな計画を立案・遂行することにしました。まずはコラボとは無関係ですが、名古屋の名所である熱田神宮を目指します。ホテルのある名古屋錦から熱田神宮へは通常、地下鉄を使って移動しますが、地下鉄は料金がかかるので徒歩で移動することにしました。Googleマップによると約1時間20分。名鉄観光サービスは10時始業ですから、8時にチェックアウトして9時30分に熱田神宮到着。ここで参拝などをすれば10時過ぎになるだろうという計算です。
台風一過だからでしょうか。快晴で思ったよりも日差しが強く、気温が高かったことを除けば計画通り、熱田神宮を参拝します。そこから金山駅に向かう途中、「妙香園」に立ち寄ります。この旅行で最初のコラボ体験です。抹茶を一服ごちそういただきました。
次の目的地は金山駅。まず分かりやすい場所にあった名古屋市金山観光案内所で「でらますオリジナルコラボポストカード引換え」を行い、名鉄観光サービス金山駅旅行センターに向かったのですが……。水曜日は休業日でした。2日前の電話連絡では「火曜日は休業しますが水曜日はやってますから」と強調されていたのですが、金山駅旅行センターは通常通り、水曜日も休みだったようです。しかし前日臨時休業した影響か、片付けなどをしている方がいらっしゃったので、ご厚意で「名古屋市交通局 バス・地下鉄全線一日乗車券」などを受けてることができました。感謝です。
金山駅からは地下鉄で移動。次の目的地は「伏見ミリオン座・センチュリーシネマ」です。11時55分から「でらますスペシャルコラボ映像+応援上映」を鑑賞しました。ミリオンライブ!とのコラボを目当てに名古屋へ来たのであれば、絶対に見た方が良いと思います。
この後「めきょばセンター」「オアシス21 iセンター」のフォトスポットへ。「オアシス21 iセンター」では印刷されたコラボマップを入手できました。本当は名鉄観光サービスでいただく予定だったのですが、お手数をかけるのは悪いかなと遠慮していたんですよね。この日は快晴で、日陰に行かないとスマホの画面が確認できなかったため、非常に助かりました。
そろそろ昼食ですが、これが悩ましい。本来は1日目に「鳥開総本家」、2日目に「大久手山本屋」の予定だったのですが(「ベトコンラーメン新京」は夏季休業中)1日目はコンビニで済ましたため、「鳥開総本家」栄ラシック店と「大久手山本屋」桜通大津店のどちらかを選ぶ必要に迫られます。帰りは17時30分名古屋駅発の高速バスを予約しているので、2日目の夕食という選択はありません。
結局「鳥開総本家」を選択するのですが、決め手は分かりやすさでした。価格帯は同じぐらいですが、「鳥開総本家」の方は注文するメニューが指定されていたため、間違いないだろうと。また該当メニューの写真も安心感を生みます。私の場合「思ったより料理が少なかった」は問題ないのです。それほど食べられないので。問題は「思ったより料理が多かった」時の方です。「大久手山本屋」における2000円以上お食事(うどん)が思ったより多かったら嫌だなと思ったので、確実な方を選択。今回の旅行は、ずっと想定外の事態が続いていたため、食事の時ぐらいは難しいことを考えたくなかったのです。さて「名古屋コーチン親子丼欲張り御膳」ですが、とてもおいしかったです。
14時に昼食を終了。ここからは時間との勝負です。全部のコラボスポットを巡ることは不可能なので、残りの時間で行けそうな店舗をリストアップ。「元祖 鯱もなか本店」「香源 名古屋本店」「Kishis(キッシーズ)」と回ることにしました。「元祖 鯱もなか本店」は「大須観音」の近くなので、大須観音も参拝。コラボ缶バッジの配布は終了していましたが、家族への土産に「鯱もなか」を購入します。「香源 名古屋本店」はフォトスポットのほか、著有名漫画家のイラスト色紙が飾られていました。「Kishis」も限定商品の販売は終了。フォトスポットの撮影のみをします。
こうして名古屋駅に到着したのが17時前。あとは駅周辺のフォトスポットを巡るだけですが、最初に目指した「自衛隊愛知地本 自衛隊広報ROOM」は臨時休館でした。この後は「名鉄観光サービス」「青柳総本家」を回るプランで、それは高速バスが出発する17時30分までに完了できるはずでしたが……。17時30分ギリギリまで時間を使えるように、出発場所を確認しようと「名古屋駅(新幹線口)ハイウェイバスのりば」を訪れたのですが、その電光掲示板には信じられない情報が表示されていました。「運休」です。
これには一瞬言葉を失いましたが、何かの間違えかもしれないと受付スタッフに訪ねたのですが、運休で間違いありませんでした。しかも、この時間以降のバスはないことが告げられます。「終わった」と思いましたよ。もちろん新幹線で帰京するという手段も残されていますが、名古屋駅の新幹線の切符売り場は大行列。もう宿泊するしかないですが、翌日7時から仕事です。ノートパソコンは待ってきていたのですが、必要ないだろうとACアダプターは自宅に置いてきたので、その対応もしなければならない。こうして頭を抱えたのですが、私から漂う悲愴感を察してくれたのか、受付スタッフの方が救いの手を差し伸べてくれます。「3分後(17時)に出発する(東京駅行きの)バスなら1席空いていますよ」と。どうするか一瞬だけ悩みましたが、私の答えは「お願いします」でした。
十分にお土産を買う時間もないまま名古屋を去ることになるのですが、まだまだ危機は脱していませんでした。東名高速道路の一部が通行止めとなり、一般道へ迂回することになります。この時は「帰宅時間が30分早くなると思ったら、一転して遅くなるのかぁ~」程度にしか思っていなかったのですが、23時を過ぎたあたりで「もしかして終電に間に合わないのでは?」と気付きます。
時刻表を調べたら、東京駅発の終電は24時38分。終点の1つ前、霞が関を出たのが24時20分ですから「ぎりぎりアウト」を覚悟します。しかし東京駅には24時30分に到着。バスの停車場所から電車の改札、ホームまではかなり距離があったのですが、ラストスパートです。しんどかったのですが、どうにか終電3分前にホームへたどり着きます。
こうして25時30分に帰宅。最初から最後までバタバタした旅行でしたが、良い思い出になりました。
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