【奥田隆一郎の重賞の見解：高松宮記念編】

編集者（以下、編）　先週の日曜は予想４レース中３レースの３連複が的中しました。特に良かったのは、中山最終レースの３連複１万5,180円の高配当的中です。３連複の買い目は19点で買いやすいと思いますし、その点数で１万5,180円の配当は良い結果です。

奥田隆一郎（以下、奥）　日曜は重賞も的中したのが良かったね。
　
編　そうなんですよ。阪神大賞典は「１着○テーオーロイヤル(2人気)→２着◎ワープスピード(6人気)→３着▲ブローザホーン(1人気)」の印上位３頭の決着！３連複1,770円、３連単１万660円を本線的中でした。好調キープして今週のＧ１レースを迎えたので、さらに期待が高まります。

奥　高松宮記念はフルゲートになって楽しみな一戦だよね。

編　はい！さっそくですが、高松宮記念が行われる中京芝1200ｍのコース解説からお願いします。

奥　中京芝1200ｍはスタートが向正面にあり、最後の直線入口まで下り坂が続く。直線に入ると急坂が待ち受けており、坂の勾配は阪神芝より急で坂を登った後に約200ｍの直線が残る。このコースで多頭数のＧ１レースが行われるためスピード一辺倒の馬は厳しく、今回の距離より１ハロン長い芝1400ｍの重賞実績を持つ馬が狙い目となる。

編　具体的に、どのコースの好走馬が狙えますか？

奥　直線の急坂に対応する必要があるため、同じく直線に坂のある阪神や東京の重賞実績を持つ馬が優位。阪神芝1400ｍや東京芝1400ｍでＧ２～Ｇ３を好走した馬を推奨したい。昨年の高松宮記念を13人気３着に激走した馬は東京芝1400ｍの京王杯ＳＣと阪神芝1400ｍの阪急杯の連対実績を持っていたよね。

編　なるほど。次に芝1200ｍの好走馬では、どんなタイプが狙えますか？

奥　レースの流れとコース形態から基本的に差し馬が有利のため、同距離実績から狙うとすれば、直線に坂のある中山か中京のＧ２～Ｇ３で先行有利な決着を差して届かなかった馬が狙える。Ｇ１にレベルが上がり、レースの流れが厳しくなったところで差し・追込馬が末脚を活かして大駆けの可能性がある。一昨年の高松宮記念の８人気１着馬は、このパターンで激走した。

編　では、それを踏まえて現時点の注目馬を教えて下さい。

奥　ウインマーベルを推奨する。

編　ウインマーベルは、前走の阪急杯を勝利しました。

奥　ウインマーベルは、昨年の春に直結コースの東京芝1400ｍで京王杯ＳＣを７人気２着に激走、近２走で直結コース阪神芝1400ｍの阪神Ｃと阪急杯を連勝した。直結コースの距離1400ｍでＧ２～Ｇ３を制したので、芝1200ｍで行われるＧ１レースの舞台に合っている。

編　さきほど話された芝1400ｍの好走馬に該当しますね。

奥　実際、距離1200ｍのＧ１に好走実績があり、直結コース中山芝1200ｍのスプリンターズＳを連対している。今回も適条件に出走して勝ち負けになるよ。

編　わかりました。次に２頭目の推奨馬を教えてください。

奥　マッドクールを推奨する。

編　マッドクールは、中京芝コースを３勝しました。

奥　中京巧者であり、同コースの中京芝1200ｍで条件戦の連勝と重賞シルクロードＳの好走実績を持っている。

編　今回も中京芝1200ｍなので期待が持てますね。

奥　さらに昨年の秋は、直結コース中山芝1200ｍのスプリンターズＳを６人気ながら連対、直結＋同コースを激走しておりコース適性が高い。スプリンターズＳが勝ち馬とハナ差の接戦だったので、得意コースの中京芝1200ｍのＧ１も好勝負を期待する。

編　わかりました。重賞予想の最終結論は【 直結式 重賞予想 】のチャンネル会員様向けに公開されます。ご購読は【チャンネルに入会して購読】のボタンから、お申込みください。ありがとうございました。

【 直結式 重賞予想 】
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(用語解説)直結コースとは…今回のコースと同じような適性が求められるコースのこと。直結コースの好走実績がある馬は、今回のコースに対して適性が高いと判断できる。「直結式馬券術」は、コース適性の高い穴馬を推奨して高配当を狙う馬券術です。