これこそ、スマートアラーム。
デザイナーやエンジニアで構成されるサンフランシスコの開発チームHELLOが開発した「sense」は、眠りの状態と室内環境をモニタリング、それに応じていろんなことをしてくれるんです。
情報はスマートフォンのアプリで把握する仕様ですが、睡眠パターンと寝室環境の両方のデータを管理する点は、これまでには無かった新しい取り組み。
寝室環境には、騒音、照明、室温、湿度、空気中の微粒子などが含まれ、身体の中の睡眠リズムの管理だけでなく、快適な睡眠を生み出すために徹底して環境データを取得します。
これから寝るお部屋が、ベストな状態なのかどうか、教えてくれるわけですね。
ベッドサイドに置く丸っこいセンサー兼ライトに加え、枕元に設置して寝ている身体の動きをトラッキングしてくれるクリップも併用するそうです。獲得したデータはすべて、ブルートゥースでワイヤレスに送信。
「なんか寝苦しいな」「なかなか寝付けないな」と思うとき、湿度や気温、室内照明が適切でないことが原因かもしれない。それらを自然に教えてくれる、なんとも時代を先行く睡眠改善補助ツールです。
そして朝起きた時には、自分の睡眠の質が良かったかどうか教えてくれるので、よりふさわしい環境を作るよう意識付けられます。
スマートフォンをはじめとする様々な技術は、私たちが寝ている時にも活躍する時代になってきました。そして室内環境も自動制御される時代が来るんでしょうね、きっと。
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sense smart tracker and alarm monitors your sleeping behavior and environment [designboom]