鉛筆でも絵の具でもCGでもなく、「光」で描かれる絵。
フィンランドの首都ヘルシンキを拠点に活動するJanne Parviainenさんが生み出すライトペイント。
まるでアナログの世界が光に変換されたような、カラフルイルミネーションアートです。
長時間露光撮影の技術を使って制作していますが、作品によって数分で描けるものもあれば数時間かかるものもあるのだとか。
しかも、ポストプロダクション(撮影後の画像処理等)は行なっておらず、制作途中の段階では実際にどんな画になるのか分からないことも。
もともと油絵を描いていた作者ですが、夜の街を歩きながら長時間露光撮影してできあがった写真を見て方向転換、今では「光」という絵の具を使って作品を手掛けているそうです。
実際にそこにある物体を光で“トレース”し、そこにオリジナルの絵柄を追加。背景と光の絵をうまく融合させた、面白い作品ですね。
映画『マトリックス』のような、クールな印象があります。ホント、どれもキレイのひとこと。
ひたすら光で輪郭をとらえて行くと、こんな風に立体的な画になるんですから不思議です。
Extreme Exposures: Light Landscapes Take Hours to Shoot [Web Urbanist]
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