現在、気象観測は高度な技術を用いて行われるため、高確率でその日の天気を正確に予想することができる。しかし昔はもっと古典的な方法が用いられていたことは言うまでもない。その1つが航海中の天候を予想するために19世紀ころに使われていたという「ストームグラス」。

試験管内にできる結晶の形や量からその日の天気を読んでいたという、なんともロマン溢れるアイテムを今回は紹介したい。

「普段の暮らしに、ちょっと飾れる小さな花やグリーンを」をテーマに日々作品を作り続けているGREEN′SLab.が贈る、ストームグラスと植物標本のセットは部屋のオブジェとしてユニーク且つ存在感のあるインテリアだ。



春や秋といった天候がころころと変わる季節には1日の中でもさまざまな結晶を試験管内で観察することができ、冬には雪の結晶のような小さな粒が試験管内をふわふわと漂う姿を見ることができるストームグラスとともに、日本の里山・里地の草花やハーブなどのドライフラワーがセットになっている。

ストームグラスは気温20~25度を基準に結晶が観察しやすいよう調整し、発送前に25度の環境下で結晶することを1本1本確認してから届けてくれるそうだ。

現在は気温が高いこともあり、到着してすぐに結晶の観察ができないこともあるようだが、クーラーの効いた室内ではこの季節でも結晶を観察することができるのだそう。

実際に正確な天気を読むアイテムとしてはそこまであてにならないかもしれないが、試験管内の洗練された小さな空間を眺めることで、心が癒やされることは間違いなさそうだ。

GREEN′SLab. [minne]
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