「ソフトクリーム」という形状
「アイス」と聞いて、パッと頭に浮かぶ形状は何だろうか。カップ系、棒状、かき氷型などその人によって違ってくると思うが、僕はソフトクリーム。小さい頃、この渦巻きシルエットと、おおよそアゴを使用せずに食べられる柔らかい食感に心を躍らせていたからだ。
アイスを“1つだけ”買ってもらえる場合は必ずソフト型のものをチョイスしていた。小学校高学年~中学生にかけて『ガリガリ君』を覚えてからは(自分の中の)ランキング1位から落とされたものの、常に5位以内をうろうろし、上位に入っていたことを記憶している。
高校生活の部活帰りには『ガリガリ君』が良い。さっぱりするし、友人たちと「当たりはずれ」「頭がキンキンする」「棒を噛む派かどうか」など会話がはずむ。ただし休みの日は『ソフトクリーム』系のもの。休日しか食べない形状だからか、もしくはソフトクリームに何か不思議な力があるのかわからないが、同じコンビニアイスなのに、少し贅沢な気持ちになってくる。
さて今回は『ジャージー牛乳ソフト カフェオレ』。
ジャージー牛乳を使用している濃厚さはもちろん感じる。それ以上に思うのは、カップを外して30秒ほどでものすごく柔らかくなっていて、それはもちろん外が暑いからだが、なめらかで口当たりの良さがソフトクリーム級。牧場で、牛の目の前で食べたソフトクリームを思い出すほど。
お盆モードも抜けて再起しようというこのタイミングで食べると、どこか切ない気持ちになるアイスだ。
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今回は本日の気分的にカフェオレ味をチョイスしたが、通常タイプもおすすめ。
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