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イケアのセミオーダーにS字フック活用。こだわりキッチンvol.1|みんなの部屋

2017/07/04 20:30 投稿

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「みんなの部屋」は、部屋づくりのアイディア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスする連載。すでに70回を迎えているこの連載だが、毎回本当にいろいろなお宅があり、なるほどと思う暮らしのアイディアが見つかるのだ。

今回は「みんなの部屋」に登場した、こだわりのあるキッチンをご紹介。今後のキッチン作りの参考にしてみてはどうだろうか。

キッチンはイケアでセミオーダー、壁のタイルは自分たちで

総床面積180㎡、シンプルで開放的な荻窪の一軒家(杉並区)」の後藤さんご夫婦宅は、リノベーションを機にキッチンをイケアでセミオーダー。3口コンロに加え幅の広い調理スペースがあるので、2人で料理してもスペースに余裕がある。白が基調のつくりで、全体的にすっきりとした印象だ。

ちなみに壁のタイルは、自分たちで少しずつ貼っていったそう。「業者へ頼めばすぐだが、あえて自分たちで作り上げる」……その方が、愛着も湧いてくるという。料理好きの夫婦が、キッチン空間を大切にしている様子が伝わってくる。

S字フックを存分に活用

自分でフローリングを張替えた、こだわりの住居兼オフィス(広尾)」の寺田さんは、3口コンロとカラフルなキッチンツールが特徴。コンロ上の換気扇付近にてS字フックを活用し、フライ返しやお玉、トングなどが整理されている。

ちなみにリビングが見えているつくりなので、パーティ時にも便利。

キッチンありきで家を探す、という選択

料理男子が追い求める、究極の快適キッチン(三鷹)」にご登場いただいた金沢さんは料理が趣味で、理想のキッチンありきで家を探したそう。最低条件は、収納が多く、3口コンロであること。


料理好きというとキッチングッズがたくさんあると思われるが、金沢さんはそのセレクトにこだわる。すべて高くて話題のものだけ集めるのではなく、欲しいものでも高いものと安いものを買い分けるというのだ。

揚げ物用の鍋は深めなので、お客さんが来るときに便利だという。ル・クルーゼのフライパンは、ROOMIEの記事を見て購入してくれたのだとか。

料理家と建築デザイナーが選んだ、昭和レトロな一軒家(三鷹)」の石橋さんと平野さんが暮らすキッチンは、さすが料理家、と言わんばかりのつくりとなっている。

全体的に落ち着いた雰囲気の中に、大きな木製カウンターが鎮座。こちらは建築デザイナーの奥様が手がけ、天板には東京都檜原村産の杉が使われている。ご主人が使用しやすいように、少し高めに作られたものだ。

しかもシンク周りはご主人こだわりのオールステンレスの業務用。

調理するときの動線や調理器具の収納のしやすさなどを考慮し、自分たちに合うようなキッチンづくりがなされているのだ。

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