新しいオークションサービスを展開し、アーティスト作品の新しい流通システムを作り出した「スタートバーン」。現在、神保町淡路町のAWAJI Cafe & Galleryにて、同社が主催する「startbahn presents 富士山展β」が開催されている。
本展は国内外で活躍する本格的な美術家をはじめ、さまざまなジャンルのアーティストやインフルエンサーが一堂に会し、「富士山」という共通のテーマで作成された、29人のクリエイターによる48作品が展示される。
作品はすべてWebサービス「startbahn」上でオークションにかけられ、誰でもレビューを書いたり、入札することが可能だ。
青柳菜摘「坂本富士」、インクジェットプリント,アクリル絵の具,PPシート(実際の展示物の一部です)
鈴木秀尚 「Japanese eyes」、oil, enamel on canvas
夢眠ねむ「夢土産#1 – 富士山」、デジタル(実際の展示物の下書きです)
榎本耕一「富士山麓の戦士」、oil on canvas courtesy of TARO NASU
富士山という誰でも知っているモチーフを、それぞれのクリエイターがどのように解釈し、表現するのか。
上に挙げたものだけでも、我々の想像をはるかに越えた作品が並ぶ。
[EXHIBITOR]hachi/ファッションデザイナー(BALMUNG)、GraphersRock/グラフィックデザイナー、夢眠ねむ/美術家、アイドル(でんぱ組.inc)、菅俊一/研究者、映像作家(多摩美術大学美術学部統合デザイン学科 講師)、青柳菜摘/アーティスト、家入一真/連続起業家(CAMPFIREなど)ほか
[COLLECTOR/PICKER]
岩渕貞哉/『美術手帖』編集長(美術出版社)、内沼晋太郎/ブック・コーディネイター(numabooks,本屋B&B)、小阿瀬直/建築家(株式会社SNARK)、上妻世海/キュレーター、哲学者、杉浦太一/起業家(株式会社CINRA)、水野祐/弁護士(シティライツ法律事務所)ほか
ひと括りでは到底語り得ない、ジャンルを越えたアーティストとインフルエンサーが集結。
公式サイトには「多様なクリエーター/開拓者に参加していただきます」と書かれており、「アーティストや美術家を公言しているしている人たちに縛らず、開拓者という括りで出展者を選考する理由は、彼等が時代に呼応しながらクリエイティブを模索するという、アーティストが本来的に行うべき活動をしているからという理由とともに、その姿勢/アウトプットが今後アートに大きな影響を及ぼし、その発展に寄与することを確信しているからです。」という主催者の思いが語られている。
1/22(日)まで行われるこの展示会への参加は、会場だけではなくWebサービス上でも可能だ。「富士山」をめぐる、多ジャンルの方々による表現を体感すべく、ぜひ一度覗いてみてはどうだろうか。
startbahn presents 「富士山展β」会期:2017/1/6(金)~1/22(日) 8:00~17:00
休廊日:日曜、月曜(1/22は開廊)
開催地:AWAJI Cafe & Gallery
東京都千代田区神田淡路町2-4-6 エフアンドエフロイヤルビル1階
主催:スタートバーン株式会社
共催:TOKYONOISE
協力:DEARSTAGE、富士山マラソン大会事務局 / 日刊スポーツ新聞社、TOKYO ART BEAT
富士山展β [startbahn]