【認知的不協和理論】cognitive dissonance theory
臨床心理士指定大学院合格のための、心理用語解説です。
▼社会心理学領域の重要概念▼
★【認知的不協和理論】cognitive dissonance theory
フェスティンガーによって提唱された認知的斉合性理論の1つ。
複数の対象を認知しているときに、その対象間に矛盾や不一致がある場
合を不協和状態と呼ぶ。不協和状態では人は不快を感じるために、不協
和状態をなくして不快をなくそうという動機づけが働き、矛盾のない一
致した協和状態を作り出すために態度変容(認知変容)が生じる。認知
的不協和理論は、意思決定場面や強制承諾場面を最もよく説明するもの
である。
意思決定場面における不協和は、選択したものの魅力を高めるか、選択
しなかったものの魅力を減少させる、あるいは両者の類似度を高めると
いう方法がとられる。
強制承諾とは、報酬や罰によって無理やり自分の態度や意見に反する行
動をとらされることであり、賞罰が承諾行動を引き起こすのに最低限の
場合に不協和は最大となり、態度変容が生じやすくなる。
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