バイレンタインといえば、マライヤ・キャリーの歌が聞こえてきそうですね。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。


実は今日、祖父の誕生日だったりします。
いや、さすがにプレゼントはチョコじゃありませよ（苦笑）



さて、今回は「草食系男子」について、ご紹介したいと思います。
なぜ、草食系男子？と思われるかもしれません。


しかし、草食系男子が増えれば増えるほど、「離婚する草食系夫」も増えるはずで、
あまり他人事ではないのです。


本当に大丈夫でしょうか？



草食系夫は、いわゆる「問題解決能力」がないタイプで、
人任せにしたり、問題を放置したり、
全方面に「いい人」ぶるのですが


もしかすると、これは草食系夫ではなく、
「モラハラ夫」の特徴かもしれません。

それでは順番に見ていきましょう。




１．離婚をお金で買う、草食系夫の思考回路とは？！
（36歳男性の相談）
詳しくは拙著「男の離婚」24ページをご覧ください。



夫は妻の束縛癖にうんざりし、離婚を考えていました。
妻は夫のカバンから、勝手に財布を取り出し、
レシートやカードをチェックし始めるのです。



まるで「取り調べ」のようですが、夫が「やめて欲しい」と言おうものなら
「ボケ、死ね、バカ」とヒステリーを起こすので
夫は何も言われても、言い返せなくなったのです。



「早くこの生活から抜け出したい」



そんな一心で、夫は勇気を振り絞り、離婚を切り出したのですが
妻は「4,000万円払えば、別れてやってもいい」と言い放ったのです。



妻はおそらく「どうせ4,000万円も払えないから、これで大人しくなるだろう」と
断り文句のつもりで言ったはずです。



しかし、夫は「とにかく離婚できれば、何でもいい」と投げやりになり
思考停止に陥り、後先を考えず、
「4,000万円払う！」と言ってしまったのです。



4,000万円の内訳（夫の年収は600万円）

・妻と子供が住む中古マンション3,000万円（住宅ローン）
・生活費として月20万円（妻が生きている間ずっと）
・養育費として月6万円（子供が社会人になるまで）





このように、草食系夫は「ヘビににらまれたカエル」のように
一度、恐怖心をもつと最後。何が何でも逃げようとする傾向があります。





だから、離婚の条件（養育費や慰謝料など）が、
妻の言い値で決まるケースが多いのです。




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＜草食系夫の離婚交渉パターン＞

１．夫が離婚を切り出す。


２．妻が離婚に反対する。


３．話し合いはストップ


４．妻から高額な条件を提示される。


５．夫がそれを受け入れる。


２．草食系夫だと浮気し放題、され放題？！
（50代男性の相談）



夫婦は10年近くセックスレス。3年前から、妻の怪しい行動が目につくようになり
夫はたまたま、不倫現場に遭遇したのですが



男性に対して「ふざけるな！どうなってるんだ！！」と
詰め寄ったのですが、男性が一言も発さず、
逃げようとしたので、殴りかかかったのです。





しかし、男性も殴り返してきて、
夫は返り討ちに遭ってしまったのです。



揚句の果てには、夫が警察に電話をし、助けを求める始末。
男性は普通の会社員で、
特別、体が大きいわけではないのに、この有り様です。




結局、妻は何の反省もせず、弱々しい夫を目の当りにし、
「何をしても大丈夫」と余計に図に乗ったのです。



この浮気相手とは自然消滅したのですが、
また別の相手との不倫が発覚したのは、今年のこと。




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夫が前回のことがトラウマになり、
まだ妻や浮気相手を問い詰められずにいます。
浮気の被害者なのに、言いたいことも言えないのです。




このように草食系夫は、妻の浮気をやめさせることすら、できないので
妻は夫を差し置いて、堂々を浮気できてしまうのです。





３．浮気されたのに「慰謝料なし、養育費あり」でＯＫ
（30代男性の相談）

2011年1月に協力した週刊朝日の記事
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2012092600468.html





（次回に続く）


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