先日は雨上がりに虹が出ましたね。
行政書士の露木幸彦と申します。

思わず写真を撮りましたが、映りがイマイチ。
でも実物ははっきりくっきり見えてラッキーでした。
何か良いことがありそうですね!

さて、ここからが本題です。

さて妻が夫のことを外で呼ぶときの呼称は
「旦那」「主人」「夫」などが圧倒的多数ですが、
過去の相談事例を振り返ってみたところ、
「あいつ」と呼ぶケースは離婚につながりやすいようです。

全体の4.2%ですが無視できないでしょう。
どのような経緯で「あいつ」と呼ぶようになったのでしょうか?


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次に2人目は40代の妻ですが、なぜ、夫のことを
「あいつ」呼ばわりするのでしょうか?

「あいつのことは絶対に許せません!」

そうやって恨み節を口にするのは山本恵子さん(46歳、仮名)


恵子さんは3年前、些細なことから夫婦喧嘩に発展し、
互いが互いの売り言葉に買い言葉で応酬している最中、
夫が勢い余ったのか、恵子さんの身体を突き飛ばしてしまい、
そのまま転倒。恵子さんのショックはあまりにも大きく、
怒りを抑えることができず、110番をしてしまい、
そのまま警察沙汰に。

結局のところ、恵子さんと夫は警察から
最低限の事情を聞かれただけで、特にお咎めなしで
終わったのですが、その一件以来、恵子さんはずっと根に
持っているそう。


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「いつか、いつか」と離婚のタイミングを
見計らっているようですが、恵子さんは本当に
別れを切り出すことができるのでしょうか?

「まだ離婚の勉強をしていないのですが、
あいつから取れるものは全部、取りたいです!」

恵子さんは夫との間に19歳(大学生)の息子さんが
いるのですが、入学金や授業料、そして施設利用料などの学費は
すべて夫が負担しているそう。


しかし、夫が当たり前のように全額支払っているのは
夫婦が結婚していればこそ。万が一、離婚することに
なれば、夫が何を言い出すか分かりません。


だから、とりあえず息子さんが大学を卒業するまで
離婚するのは無理でしょう。



「あいつは電球1つも変えてくれたこともないんです!」

恵子さんはそう嘆きますが、恵子さん夫婦は持ち家に
住んでおり、住宅ローンはまだ25年も残っています。

夫が定年をむかえたら、退職金で住宅ローンを
完済するつもりだそうですが、定年を待たずに
離婚することができるでしょうか?

予定を前倒しして売却しようにも3.11の震災の影響で
外壁にヒビが入っているだけでなく、周囲の土地は
液状化現象が進んでいるせいで、ほとんど売値がつかない惨状で、
買い手を探すのは不可能な有様…


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このように恵子さんは経済的な理由で離婚したくても
できない状況なのですが、だからといって夫に
捨てられないよう言動を改めるつもりもなく、
本人がいないところで「あいつ」呼ばわりを
しているのだから、恵子さん夫婦の関係は
現状維持が関の山。

夫が我慢の限界を超えない限り、
これからも無味無臭の結婚生活が続きそうです。


(次回に続く)

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