ラーメンマガジン「ラーマガ」

「ラーマガ」#083

2016/01/20 11:00 投稿

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北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
#083

・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
・2016年1月20日発行(月3回)1月第2号(通刊 第84号)

【目次】

■巻頭コラム
 「ラーメンが空を飛んだワケ」(山本剛志)

□クロスレビュー「必食の一杯」
 麺屋武蔵 新宿総本店@新宿「金乃武蔵 葱鮪ら〜麺」

■ラーメン実食レビュー
【北島秀一】
  らーめんくじら軒 横浜本店@センター北「特製スタミナラーメン」

【山路力也】
  博多鶏ソバ 華味鳥@都庁前「博多極上鶏白湯ソバ」
  MASA'S KITCHEN 47@恵比寿「牛すじラーメン麻辣風味」
  堀切つけそば 照久@堀切菖蒲園「つけそば(小盛)」
  大師らーめん@川崎大師「大師らーめん」
  ふく流らーめん轍 総本家@寺田町「ふく流らーめん(Sio)」
  RAMEN EXPRESS 博多一風堂  EXPOCITY店@万博記念公園「赤丸とんこつ」
  しょくどう照」@祗園四条「発酵豆乳白湯らーめん」

【山本剛志】
  こむらさき@新横浜「夜鳴きとんこつラーメン」
  呉田@北浦和「醤油らーめん」
  いいづか@高崎「醤油わんたん麺」
  上海軒@多度津「中華そば」
  はまんど@みの「はまんどラーメン」
  虎右ヱ門@比地大「讃岐ラーメン」
  欽山製麺所@片原町「鶏そば」

□拉麺人インタビュー 
 竹井和之 <とら食堂 店主>②
 『自分でしか出せない味を作りたかった』(聞き手:山路力也)

■侃々諤々!
 『1万円ラーメンはアリ?ナシ?』

□告知/スケジュール

■編集後記

■巻頭コラム
「ラーメンが空を飛んだワケ」(山本剛志)

 「すごい!煮干しラーメン凪」を展開するラーメン凪が、昨年12月、大宮の「凪豚王」が「空飛ぶラーメン凪」にリニューアルされた。「空飛ぶ」と聞くと驚くが、回転寿司店で見られる「特急レーン」の仕組みをラーメンに応用したもの。つまり、カウンター席の前を走るレーンに、出来上がったラーメンを乗せて移動させるスタイル。注文もiPadにQRコードをかざし、麺の固さや味の濃さなどを、その画面にタッチすることで確定させる。ユニークなゲームなども用意している。

 店で提供されるラーメンは「煮干王」からの煮干味がベースだが、何故このスタイルを採用したのか、生田代表に聞いてみた。エンタメ性だけが理由ではなく、「スタッフが不足している」事を理由に挙げた。スタッフが足りないなら時給を上げればいいのでは?と聞いてみると「時給が高くなると、"あの仕事は厳しいに違いない"と思われる」との事。確かに、フロアの仕事は様々あって大変。注文を聞く時に味の好みを聞き間違えればトラブルになるし、配膳は丼を揺らさずに運ばねばならない。しかし、スタッフが足りなければ営業はままならない。最近でも「人手不足」を理由にしたラーメン店の閉店が相次いでいる。

 「空飛ぶラーメン凪」では、「注文を聞く」「配膳する」作業を自動化させる事でスタッフの仕事を減らし、その分、お客さんとのコミュニケーションを増やしたいという。iPadのミニゲームや、スタンプカードなどをきっかけにして、お客さんとのスタッフが楽しくやりとりできればというのが、生田代表の狙いとの事。改装にトータルで5000万円かかったという事で、それだけの規模が無ければできない投資ではあるが、単に人手不足を解消するだけではなく、新しい何かを生み出す場になるのではないか。そう思って、期待をしています。


□クロスレビュー「必食の一杯」

 一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は今年20周年を迎える麺屋武蔵の限定ラーメン「金乃武蔵 葱鮪ら〜麺」を山路と山本が食べて、語ります。

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麺屋武蔵 新宿総本店@新宿
「金乃武蔵 葱鮪ら〜麺」2,160円
(1/21〜24、1日10食限定)
 

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