ラーマガ限定「NAKED」#065
麺バカ息子『かけ00(れいわ)』
ラーマガと人気ラーメン店によるコラボレーション企画「NAKED」。毎月1軒の人気ラーメン店がラーマガ限定ラーメンの「かけラーメン」を創作します。ラーメンの根幹ともいえる「麺」と「スープ」だけで食べさせる、作り手の技術と食べ手の味覚に挑むような究極の限定ラーメン。それが「NAKED」なのです。
第65作目は蒲田の人気店『麺バカ息子』が登場!平成から令和へと時代またぎに提供されるNAKEDは、トリュフをふんだんに使用した贅沢な一杯に。飲み進めるほどにスープが味わい深くなっていく、新時代の幕開けに相応しいNAKEDが完成しました。
山路力也
平成から令和へ。歴史的な時代の転換点で登場する、平成最後で令和最初のNAKEDは、新時代の幕開けに相応しい贅沢で優雅な一杯となった。
落ち着いて考えたらトリュフを主に据えたNAKEDは今までになかったかも知れない。丼から立ち上がってくるのは豊潤なトリュフの香り。鶏と魚介のダブルスープがベースになっているが、そこにトリュフペーストとトリュフオイルを使い、薬味として刻んだトリュフも乗せた。スープを飲んでも麺を引き上げても香ってくるトリュフの香りと旨味。さらにポルチーニのペーストも隠し味で忍ばせてあり、旨味に層が生まれている。
トリュフがラーメンに使われるようになって久しいが、やはり立ち上がってくる独特な香りは食欲を喚起する。そして個人的にはトリュフと醤油の香りはお互いを高め合うとも感じている。気がつくとあっという間に完食してしまうNAKED。880円とは破格の値段だが、令和という新時代へ変わるタイミングなので末広がりの価格にという思いから。ぜひこの一杯で平成に別れを告げて、令和を迎えて頂きたい。
山本剛志
蒲田の人気店として長年やってきている「麺バカ息子」。NAKEDを依頼した際にはテーマについて悩んでいたが、平成31年4月から令和元年5月にまたがるというこのタイミングで「新時代にふさわしいプレミアムな一杯にしました」との事。正直、依頼したこちらが全く意図していなかった回答を出してくれたことが嬉しい。
鶏と魚介のスープに加えたのはトリュフオイルで、薬味として刻んだトリュフが更に香りをプラス。最近はラーメンに加える事が多いものの、時に過剰さも感じてしまうトリュフだが、この一杯においてはその杞憂は吹き飛ぶ。アツアツのスープにしっかり茹でた麺という、麺バカ息子のシンプルな組み合わせの上では、トリュフが魅力的に絡み合っている。
「00」を「レイ・ワ」と読ませ、「令和」とかけたネーミングのユニークさもこの店の魅力の一つ。トリュフを使っている事を敢えて謳わず、時代の変わり目の特別な一杯を香りで全面的に表現している。実力と実績を持った一杯、是非舌と鼻で味わってほしい。
【NAKED #065】
麺バカ息子(東京都大田区蒲田4-6-8/京浜急行線「京急蒲田」駅より徒歩2分)
「かけ00(れいわ)」880円
販売期間:4月27日(土)〜5月26日(日)
※数量限定販売
※券売機ではなく直接店内で現金にてご注文下さい。
※売り切れの場合はご容赦下さい。
※ラーマガ有料会員ではなくても注文が可能です。
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