ラーマガ限定「NAKED」#063
ラーメン246亭『比内中華NAKED』
ラーマガと人気ラーメン店によるコラボレーション企画「NAKED」。毎月1軒の人気ラーメン店がラーマガ限定ラーメンの「かけラーメン」を創作します。ラーメンの根幹ともいえる「麺」と「スープ」だけで食べさせる、作り手の技術と食べ手の味覚に挑むような究極の限定ラーメン。それが「NAKED」なのです。
第63作目は青葉台の実力店『ラーメン246亭』が登場!店主の島村清弘さんが創り出した一杯は、比内地鶏の旨味を極限まで引き出したNAKED。鶏と水だけで作られたスープと麺のハーモニー。薬味も無し、直球勝負の塩ラーメンNAKEDが完成しました。
山路力也
ラーメン店主さんたちそれぞれの思いによって、これまで数多くの個性的なNAKEDが生まれてきたが、麺とスープ(と薬味)でしか表現出来ないNAKEDでは大きく分けて2つの方向性が見えてくる。一つはレギュラーの味とは違うアプローチ、もう一つはレギュラーの味と同じアプローチ。ラーメン246亭は後者のアプローチを選択した。
オープン当初とは麺もスープも一新しているラーメン246亭。正直、都会ではない場所で一杯1,000円のラーメンを提供するということは勇気の要ることだと思う。端的にいえば通常の麺とスープだけで勝負し、その矜持をまざまざと感じさせてくれる今回のNAKED。246亭の核、真髄が感じられる一杯になっている。
比内地鶏の旨味が凝縮されたスープ。鶏と水、塩しか使わない究極のスープはNAKED中のNAKEDといってもいい。シンプルでありながらも、いやシンプルだからこそ分かる深み。そしてそのスープを香り、感じさせるためにあるといってもいい細麺。無心で食べ続けて気がつけば丼が空になる体験をぜひ。
山本剛志
週替わりの限定ラーメンや、コーヒーを大胆に使った「珈琲旅」、夏には「麺寿司」を始めるなど、果敢なチャレンジで注目を集める「ラーメン246亭」。2018年からは、鶏白湯ベースだったレギュラーのラーメンを、比内地鶏を使った清湯スープにリニューアル。
今回はその、比内地鶏を存分に味わえるNAKEDが提供されている。通常の塩ラーメンと同じタレを使い、スープの上にかけてもいる。麺も通常と同じ細麺で、全粒粉が加わっている事で、シンプルだが力強い比内地鶏をスープでそのまま味わえる。
そのインパクトを持続させるため、薬味も一切使わないと思い切りの良さもこの一杯では光っている。思えば「ラーメン246亭」の魅力も思い切りの良さにある。「珈琲旅」をコーヒー100%にしたり、鶏白湯から鶏清湯に切り替えるなど、思い切りよく次の一歩を踏み出す事が、この店の魅力に繋がっている。そんな「ラーメン246亭」の、2019年の一歩を確かめてみてほしい。
【NAKED #063】
ラーメン246亭(神奈川県横浜市青葉区桜台26-3/東急線「青葉台」駅より徒歩15分)
「比内中華NAKED」700円
販売期間:2月26日(火)〜3月24日(日)
※売り切れの場合はご容赦下さい。
※ラーマガ有料会員ではなくても注文が可能です。