こんにちは、メルマガの中の人兼ツイッターの中の人・Kです。
10月27日~11月9日は読書週間中、毎日1冊、おすすめの本を紹介中♪

今日は10月31日ということで、ハロウィンの仮装でも人気の
「魔女」をモチーフとした本を選びました!


王子に恋をした女性は、本当に魔女だったのか――? 

魔女
リョータイ 原作・著/スズキP 原作/ばたこ イラスト
◆特設サイト


c227dc249fa2e86d3b9445072c9988883b875e70

【あらすじ】

――あるところに、魔女がいたそうな。

――ある王子と恋をしたそうな。


城塞国家『キングス』にある一軒のパン屋で働くルッカは、ある事件に巻き込まれたことをきっかけに、二人のかけがえのない友人を得る。
1人は、魔女狩りを推し進める「協会」の要請を受けて故郷・キングスに舞い戻ってきた、凄腕のウィッチハンター・ミシェル。
もう1人は、穏やかな人柄で街の人々から信頼を寄せられているこの国の第二王子・クーガー。
偶然の出会いを喜ぶ3人だったが、ミシェルはルッカにある疑いを抱き始め――。

 

中世ファンタジー風の世界観と衝撃の結末が話題になった
VOCALOID殿堂入り楽曲が原作の本書は、
初音ミク、巡音ルカ、がくぽ、鏡音リンレン、MEIKOと
ボカロ小説では一見珍しい(!?)組み合わせのボカロキャラクターが集合!
装丁が古書のような風合いだったり、
ばたこ氏描き下ろしの漫画が巻頭に収録されているなど
新しい試みが詰まった作品です。

「魔女狩り」「城塞国家」「ウィッチハンター」などのキーワードにピンとくる、
中世ファンタジーが好きな人にはたまらない1冊です。


▼中の人イチオシのシーン

「私? 私は…
 すべての魔女を討伐する者です」



ウィッチハンターのミシェルの台詞なので、一見、
当たり前といえば当たり前の台詞。
でもこのシーンでこの台詞か…!! と鳥肌が立つ
絶妙なタイミングで配されているので、ぜひ読んで身震いしてほしい!

はたして「本当の魔女」は誰だったのか――?
深く考えされる結末を、その目でお確かめください。



以上、中の人・Kが、
読書週間におすすめの1冊⑤『魔女』を紹介しました♪