今回は補正予算の関係についてお話したいと思っています。平成24年補正予算ですけれども、10兆(円)強の大型の補正ということなんですが、ここにはなかなか狡猾なといいますか、うまいといいますかトリックがございまして、翌年25年の国債発行額を44兆(円)以内におさえるという話なんですが、実は24年補正のなかに、先に5兆円以上国債を発行してしまうということで、財源を先取りしてしまって、翌年25年の国債発行額をおさえようという非常に合法的・うまいといいますか、トリックが含まれています。そのなかの災害復興関係でいきますと、9,895億円の来年度の「財源の先渡し」が含まれておりまして、補正予算のフレームなんですけれども、補正予算全体歳出10兆(円)ちょっとのうち、復興特会への繰り入れが約1兆4千万(円)強入ってきて、そのうち25年に財源を受け渡すのが、約1兆(円)、9,895億円あって実は使うのが3,177億円しか復興経費としては使われないと、このお金は翌年の国債発行を小さく見せかけるための5兆(円)のうちの約1兆(円)となってます。復興については1兆(円)くらい財源の先渡しということが行われていて真水のものが3,200億円くらいということになっております。このへんを「みんなの党」で、審議の時間が補正はあまりないのですが正していきたいと思います。
資料はこちら http://bit.ly/UIeMd2
コメント
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(ID:31757326)
なるほど、鋭い指摘ですね。実は税収>国債費なんていっても、見せかけだけってことね。アベノミクスは(胡散臭い、)アブナイミクス!