堅調な欧米株の推移から今週の日経平均株価は1.7%の上昇。

 本日発表された投資家別売買動向では外国人投資家が4580億円の売り越し。
 外国人投資家の売り越しは年初から11週連続で売り越しており、売り越し額は約5兆円に迫っている。

 日本株の上昇には外国人投資家が買いに転ずること、為替の円安方向への推移が不可欠だ。

 来週末は雇用統計を控えているため、週後半は雇用統計を意識し小動きを予想。


 売り越しが続いていても年初来高値を更新している銘柄が散見される。

 年初来高値銘柄は需給面で軽く、上値を狙いやすいこと、買い需要の継続も期待できることから順張りのトレードに適している。


 今週、年初来高値を取った銘柄は1日平均で30銘柄程度あり、傾向として4つに分けることができた。

 CSPやALSOKなどのテーマ株、イワキポインプなどのIPO、ライトオンやトリケミカルなどの好業績銘柄、BrHDなどの鞍替え上場。


 年初来高値銘柄のテーマを分析して投資に役立てること、同業種の銘柄をトレードすることなど使い方は多彩である。


(Bコミ)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)