なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
(有料メルマガ第49回・2009/12/01配信号)
※注 2009年12月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
ポートフォリオを組む場合、どのくらいの銘柄に分散したらよいのかと、よく聞かれます。投資総額によって変ってくると言うのが、一番適切な答えだと思います。
投資総額が100万円程度のときは2銘柄でも良いと思います。投資総額が大きくなるにしたがって、分散の度合いを高めていけば良いと思います。
【中略】
私の場合は優待族の投資家なので、優待銘柄だけで100銘柄以上の分散になることもあります。優待単位で1単位から3単位までに分けて配当優待総合利回りが、なるべく高くなるようにしているわけです。
投資環境が悪い時は、株価がなかなか上がらないのでインカムゲインに重きを置いた作戦は、それなりに効果がありました。しかし投資環境が良くなって、多 くの銘柄が上昇しだした時は、インカムゲインよりキャピタルゲインに重点を移したポートフォリオを組んだ方が資産の増加のスピードが早いということは、過 去に散々学んできました。
実際に投資を実践してくると、株で資産を大きく増やせた時は、ポートフォリオのすべての銘柄が大きく上昇するのではなく、一部の株が大きく上昇したこと による場合が多いです。そしてそのような株がポートフォリオ組み入れナンバーワンになっている、シェアトップになっているときに自分の資産が大きく増えま した。
その場合、ポートフォリオの投資銘柄数が減って、シェアトップ銘柄にどんどん資金が集中していってしまう場合も出てきます。そこで歯止めとして、どんな に良い企業だと思ってもポートフォリオの50%以内にとどめる。通常なら25%以内にしておく。そんな投資ルールを自分に課しています。
あまりにもシェアトップ銘柄の株価の上昇が早すぎて、このルールを逸脱することもありますが、心に留めておき、強気になり過ぎないように一部利食いを入れていきます。利益をポケットに一度は移す。そんなことをしていました。
【中略】
投資環境の良いとき、日本の株価指数がみな上昇期にあるときには、投資銘柄が少なくなります。株価指数が下落傾向にあるとき、すなわち相場環境が悪い 時、株価が下げトレンドにあるときは、気迷い相場ということで、分散の度合いが高まります。つまり投資銘柄数が増加していきます。
【中略】
多くの銘柄に分散しておくと、新たに株式市場のテーマになると思われる持ち株が上がりだします。なぜその株が上がっているのか。その理由を一生懸命考え ることで、新しい相場のテーマを、他の投資家よりいち早く知ることも可能です。そのような流れが鮮明になってきたとき、テーマ関連の、投資妙味のある株を ポートフォリオに加えて、投資額を増やしていく。そんなことを繰り返しています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「籠城戦を覚悟して、キャピタル・ゲイン狙いを劣後させて、より確保できる確実性の高いインカム・ゲイン狙いの志向を強める。」と題し、下落の恐怖がつきまとう昨今の市場に於いて、どのような投資戦略で望むべきか、過去の教訓を含めて示唆しています。
さらに、3月優待企業より、売られ過ぎと判断する7銘柄を取り上げています。
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過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
銘柄研究 わらべや日洋(2918)
銘柄研究 ミライアル(4238)
過去サンプル(コラム)
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