日本郵政3社は上場後2日間の上昇から3日目は調整、その後の流れを受けた本日も調整の動きです。
円安進展によって全体相場が上昇する中で日本郵政3社の調整は上がり過ぎた反動の結果でもありますが、一気に上がらず、ジワジワと上昇するパターンを想定する向きには格好の押し目買いの機会を与えたと見ることができます。
日本郵政3社のうち、かんぽ生命の上昇が顕著でしたが2200円が4120円となると87%の上昇。結構な成果です。
ここまでの成果は出来すぎですが、初値(2929円)で投資した方も高値で売却したら40%の成果ですので資産運用上のメリットを受けた方が大勢出てきたものと見られます。
それでも早くも高値掴みの犠牲にあった投資が出てきた可能性もあります。
郵政株高ムードに誘われて高値掴みした投資家が2日間の調整で今後どのように対処するのか要注目です。
郵政株にばかり目を配り、その他大勢の個別株への関心が薄れてきた昨今の相場ですが、そろそろ好業績銘柄に関心を寄せていきたいところです。
郵政にあらずんば株にあらずなどといった事象は一過性の出来事。しばらくは両にらみしながら、好業績銘柄を中心に据えて積極的に投資していくべきタイミングが到来しているのかも知れません。
(炎)
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