梅雨明け宣言もないのに気温が35度に跳ね上がり熱中症に注意しないとならない季節を迎えています。
ギリシャ問題よりもいつの間にか上海株の大幅下落が気になる展開になってしまいましたが、週末のNYが反転したことなどを見るとそろそろ落ち着く局面ではないかと見られます。
株式相場は天候に似て変化を伴います。投資家の心理はマクロ経済の動向に左右され、揺れ動きます。株式トレンドを見ながら多くの株式投資家は相場でキャ ピタルゲインを得ようとリスクマネーを投じます。目の前でキャピタルロスが見込まれるのであれば、様子見しますので買いが減り、上がると見れば買いが入 り、売りが減ってしまいます。こうした綱引きのような世界が株式相場の世界では日常茶飯事で繰り広げられています。
日本株に強気でおられるのは円安誘導による輸出企業を主体とした企業業績の向上が背景になっているからとか官製相場で年金基金などの買い手が株式組み入れを積極化させているからではありますが、海外情勢が時には波乱要因となります。
アベノミクス効果をはじめとしたマクロ経済の前提が下支えとなっての株高は依然として継続するだろうという期待はありますが、時には今回のような調整も あります。市場には売りで儲ける勢力もあり、売り方は上げ相場の中で訪れる調整相場を積極活用して利さやを稼ぐことになります。
個人投資家は信用取引をしていれば、持ち株の株価下落で追証が発生するなどで、持ち株を売らざるを得なくなるなどそれぞれに事情があります。
いつまでも降り続く雨はなく、梅雨明けも近い今日この頃。実際にはいつの間にか梅雨を明けていて、一気に青空が見える相場になることも考えられます。ここでは株の梅雨明けがいつになるかを皆様と一緒に観察していきたいと思います。
(炎)
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