今週(3月9~16日)の東京株式市場は、5週連続の上昇となり、週間で283円、率にして1.4%の上昇となりました。
本日13日の終値は前日比263円高の1万9254円となり、2000年4月14日以来、約15年ぶりの高値水準となりました。騰落レシオ(25日移動 平均、12日)は130.24に達しており、短期的には過熱感がありますが、国内企業業績や国内景気の改善期待を背景に相場の先高感は根強く、日銀の ETFの買いなど需給面での安心感もあるようです。
来期15年度の国内企業業績は、営業利益ベースで20%近い増益率が見込まれます。電機・精密、自動車、機械など外需主導型製造業セクターが、米国を中 心とする世界経済の回復、円安の寄与で今期14年度に続き好調を維持するほか、小売、情報・通信など内需型非製造業セクターの回復が見込まれます。
一方、米国の15年の企業業績は、原油安に伴うエネルギーセクターの不振などで約2%程度の増益にとどまる見通しです。また、欧州の企業業績は5~6% 程度の増益が見込まれています。国際比較でみて、日本株に注目が集まるのも、むべなるかなというところでしょう。短期的な調整はあっても、基本的に日本株 に強気で対処したいと思います。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
本日13日の終値は前日比263円高の1万9254円となり、2000年4月14日以来、約15年ぶりの高値水準となりました。騰落レシオ(25日移動 平均、12日)は130.24に達しており、短期的には過熱感がありますが、国内企業業績や国内景気の改善期待を背景に相場の先高感は根強く、日銀の ETFの買いなど需給面での安心感もあるようです。
来期15年度の国内企業業績は、営業利益ベースで20%近い増益率が見込まれます。電機・精密、自動車、機械など外需主導型製造業セクターが、米国を中 心とする世界経済の回復、円安の寄与で今期14年度に続き好調を維持するほか、小売、情報・通信など内需型非製造業セクターの回復が見込まれます。
一方、米国の15年の企業業績は、原油安に伴うエネルギーセクターの不振などで約2%程度の増益にとどまる見通しです。また、欧州の企業業績は5~6% 程度の増益が見込まれています。国際比較でみて、日本株に注目が集まるのも、むべなるかなというところでしょう。短期的な調整はあっても、基本的に日本株 に強気で対処したいと思います。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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