一定期間内での成果を確認しながら資産増強に努める手法を実践されている皆さんも多いと思いますが、いかがでしょうか?
私も本メルマガで過去多くのポートフォリオを提案して参りました。
昨年11月11日に提供しました4銘柄で構築しましたNISA投資家向けの実践100万円ポートフォリオは1年間の成果を求めたものでしたが、残り期間1か月を前に成果の確認をしてみたいと思います。約11ヶ月を経て果たしてどの程度の成果を上げたのでしょうか?
【NISA投資用実践ポートフォリオ2013.11】
1.テクノスジャパン(3666)
ビッグデータ関連、予想配当利回り3.57%
時価:2100円 100株:21万円
⇒1月に3分割を実施。株数は300株に増加。
10月3日現在の株価1333円×300株=39.9万円
一株当たり配当金30円。30円×0.8×300=7200円
トータル資産 40万6200円 +93.4%
2.鈴木(6785)
典型的低PBR銘柄。今期予想PER10.9倍、実績PBR0.39倍
今期予想配当利回り3.11%
時価:707円 300株:21.2万円
⇒10月3日株価881円×300=26.4万円
配当金27円×0.8×300=6480円
トータル資産 27万480円 +27.6%
3.ハピネット(7552)
低PER、低PBR銘柄。今期予想PER8.3倍、実績PBR0.71倍
予想配当利回り3.05%
時価:737円 400株:29.5万円
⇒10月3日株価1681円×400=67万2400円
前期末配当金27円―11.25円=15.75円
15.75円×0.8=12.6円×400=5040円
中間期末配当金13.5円×0.8×400=4320円 合計9360円
トータル資産 68万1760円 +131.1%
4.ウエスコ(9648)⇒ウエスコホールディングス(6091)
3Dプリンター関連。今期予想PER14.7倍、実績PBR0.33倍
今期予想配当利回り2.55%
時価:235円 1200株:28.2万円
⇒10月3日株価344円×1200株=41.2万円
配当金7円×0.8×1200=6720円
トータル資産 41万8720円 +48.5%
投資額総計 99.9万円 ⇒177万7160円(+77.9%)
(プランニング:炎のファンドマネジャー)
TOPIX:1185.65(2013年11月11日)
⇒1282.54(2014年10月3日)(+8.2%)
お陰様で11カ月経過する前ですがTOPIXを大幅にアウトパフォームすることができました。選定した4銘柄ともにTOPIXをアウトパフォームしています。
このようにポートフォリオを構築する際には1年後のことはわかりませんが、銘柄選定に工夫をこらしていけばかなりの確率で成果が上がると考えられます。
このポートフォリオの場合は低PBR銘柄と成長性を加味した点がポイントです。
続いて、私が選定した銘柄で構築したポートフォリオを今回は特別にご提示しておきたいと思います。このポートフォリオは横丁ホールディングス発行の有料メルマガ「炎の投資情報」にも、500万円コースとして掲載しました。ぜひご購読賜りましたら幸いです。
【炎スペシャルモデルポートフォリオ2014秋 100万円コース】
過去1年以内に新規上場した小型好業績銘柄で構築した100万円ポートフォリオです。
運用期間約6か月:10月3日(株価基準日)⇒3月31日(評価基準日)
ベンチマーク:TOPIX 10月3日終値⇒3月31日終値
銘柄(コード)
株価10月3日/株数/投資額10月3日
1)ムゲンE(M3299) ⇒目標株価、目標資産額
1070円/100株/10.7万円 ⇒1800円、18万円
2)ニュートンFC(JQ7169)
2274円/100株/22.7万円 ⇒3000円、30万円
3)アビスト(JQ6087)
2497円/100株/25.0万円 ⇒3500円、35万円
4)シンプロメンテ(M6086)
1237円/100株/12.4万円 ⇒2000円、20万円
5)オウチーノ(M6084)
2227円/100株/22.3万円 ⇒3000円、30万円
6)ウィルG(東2・6089)
1109円/100株/11.1万円 ⇒1800円、18万円
投資金額合計
104.1万円(10月3日)⇒半年後目標151万円(+45.1%)
TOPIX
1282.54(10月3日)⇒半年後目標1400(+9.2%)
評価の定まらない中小型株は短期的には投資に対して勇気が必要ですが、時間の経過とともに理解が進んでいくと一気に評価が高まり、成果を上げやすいと思われます。
但し業績の変動が下方に向かった場合のリスクも想定しておく必要がありますので運用期間を短くしておくことも必要かも知れません。
(有料メルマガでは3か月という期間を設定しました)
逆に更に長期期間の投資が効果的な場合も考えられます。中期計画などの提示が示された企業はそれを吟味して保有期間を決めることもできると考えられます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
コメント
コメントを書く