■30年間以上も株式投資をしてきて楽しく稼ぐことができた株式投資の実例 その1■
私は1985年1月から株式投資をスタートして、30年間以上も株式投資を実践してきました。いろいろな銘柄に投資をしてきましたが、5年以上持ち続け て、買ったときから10倍近くに株価が上昇していても、まだ売る気がまったくなくて、たぶん一生株主のままでいるだろうと確信が持てる銘柄は、それほど多 くはありません。
すでに買ってから、大きく上昇しているのに、更にここから株価が大きく上昇すると考えてホールドし続けているわけではないし、その株を売って他の銘柄に シフトしたほうが儲けが大きくなる可能性もあるとも考えています。しかし、その株に投資しているとキャピタル・ゲイン(=株価上昇による利益)ではなく、 楽しい経済的効用を得ることができるのでホールドを続けているわけです。
●私が楽しく投資を続けている具体的な銘柄●
まず、私が投資対象として持っている銘柄の中で、一番気に入っている企業について挙げてみたいと思います。
〇リロ・ホールディング
私がリロ・ホールディングに投資した2009年ごろです。最初に投資してから投資株数を増やして、キャピタル・ゲインを狙うことも行ってきたので、いま現在保有しているリロ・ホールディングの投資元本は1311円となっています。
しかし実際には1株700円のころに買い増しをしていました。その後大きく上げた時にキャピタル・ゲインを確保して、投資元本をすべて回収した上で 300株だけ2013年までホールドを続けてきましたが、売却益にかかる税金が20%に増加するので200株だけ手放して100万円程度の売却益を確保し た上で、最後の100株だけのホールドを続けている状況です。
リロ・ホールディングの株価のチャートです。東証第一部に指定替えになっているのでチャートは、それ以降のものしかありませんが、それでも大きく上昇していることが分かります。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8876&ba=1&type=10year
<リロ・ホールディングとは>
リロ・ホールディングは国内外の企業にむけて海外赴任、転勤、住まい、余暇・休日など、ビジネスパーソンの生活を快適にするサービスを総合的に提供している企業です。
リロ・ホールディングが提供しているサービスの概ねは、リロ・ホールディングが日本で初めて生み出したサービスです。
創業以来、5年に1度はユーザーからのニーズをもとに新規事業の立ち上げに挑戦し現在では国内外10,000社以上の企業がユーザーとして利用するまでに成長してきました。
リロ・ホールディングは主に企業の人事総務担当のニーズ(困りごと)を解決するサービスを創造し、企業の抱える問題を解決するためのサービスやコンサルティングを提供しています。
企業で働く従業員やその家族に至るまでの全ての人の安心で快適な生活実現をサポートするためにリロ・ホールディングは次のような事業・サービスを展開しています。
1.国内外へ転勤・転居する方向け支援サポート事業
自社所有、借り上げによるものを問わず、企業の社宅運営管理に関連する業務など、企業福利厚生の住宅分野における様々なアウトソーシングサービスを展開 しています。また転勤で不在時のマイホームを転勤期間中のみ賃貸物件化する「転勤留守宅管理」を始めとし、て海外進出企業に対し海外赴任に関するコンサル ティング、赴任者サポートにまつわる各種アウトソーシングサービスを展開しています。
2.企業で働く人々とその家族の方々の余暇を含めた生活サポート(福利厚生)事業
企業で働く従業員に対し、国内外の宿泊施設から始まり、介護・育児サービス、財産形成、自己啓発など50,000を超える福利厚生メニュー(サービス名称:福利厚生倶楽部)を提供しています。現在、このサービスを利用している会員数は360万人以上です。
また日本全国に点在する別荘を「使う分だけ所有する」をコンセプトに日本初のポイント制オーナーシステムを導入し、誰でも気軽に利用できる今までには無い新しいスタイルのリゾートライフ提案と施設運営を展開しています。
3.海外出張・赴任手続代行など上記以外にも先駆性・独自性を持ち得た特色あるサービスを数多く展開しています。
例えばリスクマネジメント及び保険に関するコンサルティング、コールセンター業務(住まいに関するご連絡受付、24時間トラブル対応等)などを展開しています。
〇私がなぜリロ・ホールディングに投資したのか。
1.リロ・ホールディングの優待が魅力的だったこと
私が投資した時のリロ・ホールディングの配当は年間37円でした。そして優待は二つありました。いまでもこの優待制度は同じ形で維持されています。
一つは3年ごとに1万円の宿泊補助券がもらえるというもの。もう一つの優待は100株で株主優待クラブのスタンダード会員の資格です。300株保有するとでランクアップしてVIP会員の資格を得ることが出来るものです。
https://www.club-off.com/relo/index.cfm
VIP会員になると一泊500円で宿に泊まるサービスが受けられます。
http://www.club-off.com/relo/apps/com/ffcom_contents.cfm?fname=bra/common/topics/coa_days_06new2/index.html
また大手旅行代理店の海外旅行などパック旅行も7%から10%の割引を受けられるサービスもあります。
http://www.club-off.com/relo/apps/lei/fflei_top.cfm?CTGRID=17
お中元お歳暮の時期になると全部の商品ではありませんが、定価の最大40%程度の割引の商品などが買えるというサービスも出てきます。定価に対して割引率20%~30%程度の有名ブランドメーカーの食品などの商品がけっこうたくさん出てきます。
その他にもたくさんのサービスがあり、上手く利用すれば数万円のメリットを受けられます。
買い増しを検討していた2009年3月ごろの記録が残っているので、その記録に基づいて配当利回りなどを確認してみます。
2009年3月20日時点の株価は695円でした。
株価695円で計算した配当利回りは5.32%でした。配当と3年ごとにいただける1万円の宿泊補助券だけを勘案した配当優待利回りは100株の場合で 10.11%となります。300株の場合は年間6000円のVIP会員負担料をリロが補助してくれたことになるので、1株あたりの経済的メリットは年間 20円になります。これらを含めた配当優待総合利回りは9.80%ととても有利な投資対象でした。
上手く海外パック旅行や国内旅行、出張、中元歳暮などに活用すると投資元本額を1年で回収してしまうことも可能になるほど、メリットが大きな優待だと考えました。
2.リロ・ホールディングのビジネス・モデルが優れていると判断したこと
リロ・ホールディングの事業価値を定性的に検討して以下のような評価をしていました。
リロ・ホールディングは日本で最初に転勤者の留守宅などを借り上げて、賃貸を行なうリロケーションという事業を立ち上げました。私もサラリーマンで、転 勤があり、自宅を留守にする必要が生じました。私の場合は、短期間で自宅に戻りたいという考えから、賃貸には出しませんでした。
私の知人には自宅を不動産屋の紹介で、個人に貸したために、2年間近く家賃を滞納され、裁判で勝っても相手に損害賠償金を払う資力がないために、引越し 費用まで負担して出て行ってもらいました。家の中で犬を飼われたので内部をボロボロにされ、自分が住むために1000万円以上の修繕費用がかかりました。 そんな危険な状態を見ていたので、とても賃貸に出す気にはなれませんでした。
リロ・ホールディングの場合はリロ・ホールディングが借りてくれて、転貸する形なので、リロ・ホールディングが責任を持って賃料を払ってくれますし、賃 貸人とのトラブルも責任を持って解消してくれます。転勤者(=貸主)の都合に合わせた賃貸期間も考慮して契約してくれます。転勤者(=貸主)にとっては、 家賃が相場より低くても安心で、貸すメリットは大きいです。
また企業にとっても、社員の社宅を自分で所有するよりも、借り上げ社宅として外部から借りたほうがコストを低く出来るという考えが広がりました。大手企 業も自社所有の社宅を売却して、社宅は借りるという企業が増えました。そのような企業がリロ・ホールディングのもう一方の顧客になります。
このような事業で企業との信頼関係を築いたリロ・ホールディングは企業の福利厚生の運用代行にも参入しました。社宅を売ったように、企業は本業に関係な い福利厚生施設を処分してバランスシートの軽量化をはかりました。しかし社員への福利厚生の質を維持するためにリロ・ホールディングの福利厚生サービスを 利用するようになりました。
リロ・ホールディングのリロケーション事業は、転勤留守宅管理の「リロケーションサービス」を始めとして、借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサー ビス、物件検索等の転居支援サービス、海外赴任業務サポート、24時間緊急工事対応サービス等、企業の住宅関連福利厚生における必要なサービスを着実に追 加してトータルに提供できるように進化しています。
企業が社員に社宅を提供しない。福利厚生を一切行なわない。そんな時代が来ない限り、リロ・ホールディングの事業基盤は安定的であり、事業も発展すると判断しました。
リロ・ホールディングの配当も優待も3月期に一括で提供されるために、他の企業のように権利落ち後に下落したときに買うという作戦には不向きです。投資 をするかしないかの判断は権利落ち前に行う必要のある企業だと考えています。3年に一度の優待も、権利落ち後に買ったなら、実質4年間たたないと確保でき なくなります。中長期で投資しなければ投資価値が減ってしまう、珍しい優待のつけ方だし、ステークスホルダーとして、長く付き合うには良い企業だと判断し ました。従って2009年3月の権利落ち前に買い増しを実行しました。
●2014年7月時点で、リロ・ホールディングに対する投資判断
私が年金を受け取るのに利用している銀行は、その銀行で年金を受け取る預金者にリロ・ホールディングのクラブオフのサービスを提供しています。
そのために、私がリロ・ホールディングに投資し続ける理由の優待のメリットの半分は消滅しています。年金を受け取る銀行を換えなければリロ・ホールディングのクラブオフのサービスは受けられます。
しかし3年間に一度受け取れる1万円のサービス券は利用価値が十分にあります。年金受け取り銀行がクラブオフサービスを提供しつづけるかどうかは分から ないことと、リロ・ホールディングの事業はこれから更に成長していくと考えているので100株は持ち続けるべきだと判断しています。
60歳になるまでは年金という安定収入が無かったので、『真摯に株式投資と向き合って、24時間戦い続けます。』という生活スタイルを続けていました。
従って海外旅行に出かけることもなく、日本国内の旅行に出かけても携帯電話の電波が届く旅行地では『旅行に出かけてまで株式投資なんてやめて欲しい』と いう奥さんの目を盗んでこっそりと株価をチェックするような、株ジャンキーの生活を続けており、のんびりと株式投資を忘れ去り、旅行を思い切り楽しむとい う根性が備わっていませんでした。
そのためにリロ・ホールディングのサービスを満喫することができない状態でした。しかし60歳に入ったら、安定的な年金収入が毎年増えていくように生涯収入プランを作り、その中で厚生年金、企業年金、私設年金などバラエティーにとんだ各種年金を準備してきた
効果が60歳になった時点から発現してきます。
これからはリロ・ホールディングのサービスを更に満喫できる条件と、自分の覚悟が整ったので、いままで以上にリロ・ホールディングのステークホルダーとして優待を活用していきたいと考えているところです。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、為替に関係なく業績を伸ばして行ける事業を行っており、単元株10万円以下で投資でき、財務内容も良く、現金性資産も多く保有しており、含み益の膨大な賃貸不動産なども保有している資産のバリュー株企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「決算短信発表後に株価が急に大きく下げても、その企業の事業内容や資産背景を研究していれば、損切りの誘惑に耐えることが出来る」 と題し、短期的な業績や株価の増減のみで投資判断を行うことへの危険性や、株価上昇のきっかけを同判断するかを考察しています。
さらに、将来の研究銘柄候補4銘柄を挙げて、一部は詳細に分析しています。
是非この機会にご購読下さい。
★クレジットカード決済に対応しました!★
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244
過去サンプル(コラム)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4935
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
私は1985年1月から株式投資をスタートして、30年間以上も株式投資を実践してきました。いろいろな銘柄に投資をしてきましたが、5年以上持ち続け て、買ったときから10倍近くに株価が上昇していても、まだ売る気がまったくなくて、たぶん一生株主のままでいるだろうと確信が持てる銘柄は、それほど多 くはありません。
すでに買ってから、大きく上昇しているのに、更にここから株価が大きく上昇すると考えてホールドし続けているわけではないし、その株を売って他の銘柄に シフトしたほうが儲けが大きくなる可能性もあるとも考えています。しかし、その株に投資しているとキャピタル・ゲイン(=株価上昇による利益)ではなく、 楽しい経済的効用を得ることができるのでホールドを続けているわけです。
●私が楽しく投資を続けている具体的な銘柄●
まず、私が投資対象として持っている銘柄の中で、一番気に入っている企業について挙げてみたいと思います。
〇リロ・ホールディング
私がリロ・ホールディングに投資した2009年ごろです。最初に投資してから投資株数を増やして、キャピタル・ゲインを狙うことも行ってきたので、いま現在保有しているリロ・ホールディングの投資元本は1311円となっています。
しかし実際には1株700円のころに買い増しをしていました。その後大きく上げた時にキャピタル・ゲインを確保して、投資元本をすべて回収した上で 300株だけ2013年までホールドを続けてきましたが、売却益にかかる税金が20%に増加するので200株だけ手放して100万円程度の売却益を確保し た上で、最後の100株だけのホールドを続けている状況です。
リロ・ホールディングの株価のチャートです。東証第一部に指定替えになっているのでチャートは、それ以降のものしかありませんが、それでも大きく上昇していることが分かります。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8876&ba=1&type=10year
<リロ・ホールディングとは>
リロ・ホールディングは国内外の企業にむけて海外赴任、転勤、住まい、余暇・休日など、ビジネスパーソンの生活を快適にするサービスを総合的に提供している企業です。
リロ・ホールディングが提供しているサービスの概ねは、リロ・ホールディングが日本で初めて生み出したサービスです。
創業以来、5年に1度はユーザーからのニーズをもとに新規事業の立ち上げに挑戦し現在では国内外10,000社以上の企業がユーザーとして利用するまでに成長してきました。
リロ・ホールディングは主に企業の人事総務担当のニーズ(困りごと)を解決するサービスを創造し、企業の抱える問題を解決するためのサービスやコンサルティングを提供しています。
企業で働く従業員やその家族に至るまでの全ての人の安心で快適な生活実現をサポートするためにリロ・ホールディングは次のような事業・サービスを展開しています。
1.国内外へ転勤・転居する方向け支援サポート事業
自社所有、借り上げによるものを問わず、企業の社宅運営管理に関連する業務など、企業福利厚生の住宅分野における様々なアウトソーシングサービスを展開 しています。また転勤で不在時のマイホームを転勤期間中のみ賃貸物件化する「転勤留守宅管理」を始めとし、て海外進出企業に対し海外赴任に関するコンサル ティング、赴任者サポートにまつわる各種アウトソーシングサービスを展開しています。
2.企業で働く人々とその家族の方々の余暇を含めた生活サポート(福利厚生)事業
企業で働く従業員に対し、国内外の宿泊施設から始まり、介護・育児サービス、財産形成、自己啓発など50,000を超える福利厚生メニュー(サービス名称:福利厚生倶楽部)を提供しています。現在、このサービスを利用している会員数は360万人以上です。
また日本全国に点在する別荘を「使う分だけ所有する」をコンセプトに日本初のポイント制オーナーシステムを導入し、誰でも気軽に利用できる今までには無い新しいスタイルのリゾートライフ提案と施設運営を展開しています。
3.海外出張・赴任手続代行など上記以外にも先駆性・独自性を持ち得た特色あるサービスを数多く展開しています。
例えばリスクマネジメント及び保険に関するコンサルティング、コールセンター業務(住まいに関するご連絡受付、24時間トラブル対応等)などを展開しています。
〇私がなぜリロ・ホールディングに投資したのか。
1.リロ・ホールディングの優待が魅力的だったこと
私が投資した時のリロ・ホールディングの配当は年間37円でした。そして優待は二つありました。いまでもこの優待制度は同じ形で維持されています。
一つは3年ごとに1万円の宿泊補助券がもらえるというもの。もう一つの優待は100株で株主優待クラブのスタンダード会員の資格です。300株保有するとでランクアップしてVIP会員の資格を得ることが出来るものです。
https://www.club-off.com/relo/index.cfm
VIP会員になると一泊500円で宿に泊まるサービスが受けられます。
http://www.club-off.com/relo/apps/com/ffcom_contents.cfm?fname=bra/common/topics/coa_days_06new2/index.html
また大手旅行代理店の海外旅行などパック旅行も7%から10%の割引を受けられるサービスもあります。
http://www.club-off.com/relo/apps/lei/fflei_top.cfm?CTGRID=17
お中元お歳暮の時期になると全部の商品ではありませんが、定価の最大40%程度の割引の商品などが買えるというサービスも出てきます。定価に対して割引率20%~30%程度の有名ブランドメーカーの食品などの商品がけっこうたくさん出てきます。
その他にもたくさんのサービスがあり、上手く利用すれば数万円のメリットを受けられます。
買い増しを検討していた2009年3月ごろの記録が残っているので、その記録に基づいて配当利回りなどを確認してみます。
2009年3月20日時点の株価は695円でした。
株価695円で計算した配当利回りは5.32%でした。配当と3年ごとにいただける1万円の宿泊補助券だけを勘案した配当優待利回りは100株の場合で 10.11%となります。300株の場合は年間6000円のVIP会員負担料をリロが補助してくれたことになるので、1株あたりの経済的メリットは年間 20円になります。これらを含めた配当優待総合利回りは9.80%ととても有利な投資対象でした。
上手く海外パック旅行や国内旅行、出張、中元歳暮などに活用すると投資元本額を1年で回収してしまうことも可能になるほど、メリットが大きな優待だと考えました。
2.リロ・ホールディングのビジネス・モデルが優れていると判断したこと
リロ・ホールディングの事業価値を定性的に検討して以下のような評価をしていました。
リロ・ホールディングは日本で最初に転勤者の留守宅などを借り上げて、賃貸を行なうリロケーションという事業を立ち上げました。私もサラリーマンで、転 勤があり、自宅を留守にする必要が生じました。私の場合は、短期間で自宅に戻りたいという考えから、賃貸には出しませんでした。
私の知人には自宅を不動産屋の紹介で、個人に貸したために、2年間近く家賃を滞納され、裁判で勝っても相手に損害賠償金を払う資力がないために、引越し 費用まで負担して出て行ってもらいました。家の中で犬を飼われたので内部をボロボロにされ、自分が住むために1000万円以上の修繕費用がかかりました。 そんな危険な状態を見ていたので、とても賃貸に出す気にはなれませんでした。
リロ・ホールディングの場合はリロ・ホールディングが借りてくれて、転貸する形なので、リロ・ホールディングが責任を持って賃料を払ってくれますし、賃 貸人とのトラブルも責任を持って解消してくれます。転勤者(=貸主)の都合に合わせた賃貸期間も考慮して契約してくれます。転勤者(=貸主)にとっては、 家賃が相場より低くても安心で、貸すメリットは大きいです。
また企業にとっても、社員の社宅を自分で所有するよりも、借り上げ社宅として外部から借りたほうがコストを低く出来るという考えが広がりました。大手企 業も自社所有の社宅を売却して、社宅は借りるという企業が増えました。そのような企業がリロ・ホールディングのもう一方の顧客になります。
このような事業で企業との信頼関係を築いたリロ・ホールディングは企業の福利厚生の運用代行にも参入しました。社宅を売ったように、企業は本業に関係な い福利厚生施設を処分してバランスシートの軽量化をはかりました。しかし社員への福利厚生の質を維持するためにリロ・ホールディングの福利厚生サービスを 利用するようになりました。
リロ・ホールディングのリロケーション事業は、転勤留守宅管理の「リロケーションサービス」を始めとして、借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサー ビス、物件検索等の転居支援サービス、海外赴任業務サポート、24時間緊急工事対応サービス等、企業の住宅関連福利厚生における必要なサービスを着実に追 加してトータルに提供できるように進化しています。
企業が社員に社宅を提供しない。福利厚生を一切行なわない。そんな時代が来ない限り、リロ・ホールディングの事業基盤は安定的であり、事業も発展すると判断しました。
リロ・ホールディングの配当も優待も3月期に一括で提供されるために、他の企業のように権利落ち後に下落したときに買うという作戦には不向きです。投資 をするかしないかの判断は権利落ち前に行う必要のある企業だと考えています。3年に一度の優待も、権利落ち後に買ったなら、実質4年間たたないと確保でき なくなります。中長期で投資しなければ投資価値が減ってしまう、珍しい優待のつけ方だし、ステークスホルダーとして、長く付き合うには良い企業だと判断し ました。従って2009年3月の権利落ち前に買い増しを実行しました。
●2014年7月時点で、リロ・ホールディングに対する投資判断
私が年金を受け取るのに利用している銀行は、その銀行で年金を受け取る預金者にリロ・ホールディングのクラブオフのサービスを提供しています。
そのために、私がリロ・ホールディングに投資し続ける理由の優待のメリットの半分は消滅しています。年金を受け取る銀行を換えなければリロ・ホールディングのクラブオフのサービスは受けられます。
しかし3年間に一度受け取れる1万円のサービス券は利用価値が十分にあります。年金受け取り銀行がクラブオフサービスを提供しつづけるかどうかは分から ないことと、リロ・ホールディングの事業はこれから更に成長していくと考えているので100株は持ち続けるべきだと判断しています。
60歳になるまでは年金という安定収入が無かったので、『真摯に株式投資と向き合って、24時間戦い続けます。』という生活スタイルを続けていました。
従って海外旅行に出かけることもなく、日本国内の旅行に出かけても携帯電話の電波が届く旅行地では『旅行に出かけてまで株式投資なんてやめて欲しい』と いう奥さんの目を盗んでこっそりと株価をチェックするような、株ジャンキーの生活を続けており、のんびりと株式投資を忘れ去り、旅行を思い切り楽しむとい う根性が備わっていませんでした。
そのためにリロ・ホールディングのサービスを満喫することができない状態でした。しかし60歳に入ったら、安定的な年金収入が毎年増えていくように生涯収入プランを作り、その中で厚生年金、企業年金、私設年金などバラエティーにとんだ各種年金を準備してきた
効果が60歳になった時点から発現してきます。
これからはリロ・ホールディングのサービスを更に満喫できる条件と、自分の覚悟が整ったので、いままで以上にリロ・ホールディングのステークホルダーとして優待を活用していきたいと考えているところです。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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本日配信の有料メルマガでは、為替に関係なく業績を伸ばして行ける事業を行っており、単元株10万円以下で投資でき、財務内容も良く、現金性資産も多く保有しており、含み益の膨大な賃貸不動産なども保有している資産のバリュー株企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「決算短信発表後に株価が急に大きく下げても、その企業の事業内容や資産背景を研究していれば、損切りの誘惑に耐えることが出来る」 と題し、短期的な業績や株価の増減のみで投資判断を行うことへの危険性や、株価上昇のきっかけを同判断するかを考察しています。
さらに、将来の研究銘柄候補4銘柄を挙げて、一部は詳細に分析しています。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244
過去サンプル(コラム)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4935
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
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