下落途上ではあきらめムードもありましたが、14000円割れではさすがに買いの手が入ってきたようです。アベノミクス相場の第1幕は終焉したのかも知れませんが、第2幕がスタートしようとしていると見るかが、ここでのポイントです。
投資家にとっては上昇の確信がないと、中長期に保有することができません。短期投資家は早くも14700円台では利益確定売りに動こうとしていますが、中長期スタンスの投資家が前向きに投資し始めるためにもアベノミクスの成長戦略が具体的に打ち出される必要があります。
短期の調整はあっても、日経平均が15000円台に乗り上昇傾向を辿るという期待は底流に流れています。
ケインズ先生いわく「株は美心投票だ」という見方からすれば誰も美心に興味がなくなった状態が先日まで続きましたが、投資家は再び美心投票に関心を持ちつつあるのかも知れません。
アベノミクス相場の本質は、「さあ、これから株式美心コンテストを開催しますから国民の皆さんぜひ参加して下さい。」と美心コンテストを政府が呼びかけたから起きたのかも知れません。
3600ものコンテスト出場者(上場企業)は美心やそれなりの美心や整形美人、どうにもならないお困りの整形美人もいますが自らを投票者にアピールして優勝者を目指しています。
それはゴーイングコンサーンとしての企業が目指す究極の世界です。
株価の上昇は景気を刺激し、景気が良くなれば株価が上がるという好循環がもたらされます。
2日新甫は荒れるという格言通りであれば6月相場は波乱の月ではありますが、下に荒れるのか上に荒れるのは何とも言えません。
6月相場のスタートで何やら気持ちが昂る今日この頃ですが、皆さんとともにその動向を見守っていきたいと思います。
(炎)
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