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お年玉企画:直近の有料メルマガから

2014/01/11 07:26 投稿

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通常は有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して掲載しておりますが、今回は年始のお年玉として、特別に昨年末の12/10配信号のコラムの一部を掲載いたします。
 コラムで取り上げた銘柄は、その後順調に上値を形成しています。2月の優待銘柄などもありますので、それぞれ研究してみる価値はまだあると思います。
 このお年玉をぜひ活用下さい。

 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


==「12月に入り、また日本株が急速に下げました。でもこの下げは銘柄入れ替えのチャンスだと考えています」==
  (有料メルマガ第257回・2013/12/10配信号)


― ミスター・マーケットの迷いに乗じるために準備していたことを生かして、来年に向けての投資をいよいよ実行すべき時が来た ―

 先週のコラムではみんな(=ミスター・マーケット)の意見は結構正しいと、認識させられたということを書きました。しかし時としてミスター・マーケットは迷走します。

 よく投資の世界では、マーケットで勝てるのはマイノリティーだという話を聞きますが、通常は株式投資でも人生でもマジョリティーについていくほうが確実に良い成績とかメリットを受けられます。

 株式投資でもトレンドフォローのほうが通常は成績が良いです。ただし大きな波乱が起き、相場環境が激変したときはマイノリティーが大きく勝ちます。マジョリティーが値段に関係なく生き残る為に市場から逃げ出すからです。

 だから、今の相場状況が通常状態か、それとも非常時かを判断することが、運用成績を決定づける大きな要因になってきます。

 11月に入り日本株も上向いてきたと安心しているところで、12月に入ったとたんに先週は2日連続で日経平均225が500円以上も大幅に下落して、多くの投資家が、また5月23日からの暴力的な急落の再来かと怯え委縮したようにも感じます。

 特に堅調だった大型株の多くが下落して、小型株も下げるものが多かったので、今年の運用成績が、また下がってきたとがっかりされた投資家も多いと思います。私もがっかりした投資家の一人です。

 しかし、購読者の皆さんも、他の多くの個人投資家も、今年の運用成績は大きくプラスしている方が多いと思います。去年の年末より投資資金が増えている投資家が多いと感じます。

 そして来年からのキャピタル・ゲイン課税の強化(=従来に戻るだけですが)に備えて、利喰い売りを実行して、待機資金を増やしている個人投資家は多いと思います。実際に統計でも個人投資家は11月の株価上昇時に売却を進めていたようです。

 聞くところによると、11月は税率上昇を嫌った個人投資家の売りが過去最大の2兆円越えとなったようです。この資金の大部分は来年スタートするNISA 口座での買いのために、口座に眠ったままになっていると期待する投資家が多いです。私もこの買いに期待する投資家の一人です。

 これからは、もう20日程度しか残っていない今年の運用成績を気にして小手先の売買を行うよりも、来年も良い運用成績を確保するための銘柄入れ替えを行うべき時だと感じています。

 来年から消費税増税が決まりましたが、その対応策としての補正予算も決定されて、着実に業績にフォローの風が吹いてくる銘柄が分かっています。

 また米国経済の景気も上向いており、またもやQE3の縮小が心配され始めた米国市場です。そのあおりで、またもや米国株よりひどく下げた日本株ですが、 日本には日本独自の来年からのキャピタル・ゲイン課税が2倍になるという動きに対応するための個人投資家の節税売りという動きがあります。

【中略】

 来年の最初からNISA口座による個人投資家の買いがスタートします。そして日本の年金基金の投資資産の構成も、株などリスク資産を増やす方向性がすでに見えています。

 そのような動きが見えているのに、目ざとく素早く動く海外投資家が動かないわけはないと考えています。その先駆けがすでに11月に見えていました。日本 株投資に出遅れていた外資系の中長期の投資を行う年金系のファンドなどの買いや、短期筋の外資系ファンドの資金が再流入したからこそ、日本株も11月に予 想以上に上げたのだと思っています。

 黒田日銀も本気で流動性資金を増加させようとしています。

【中略】

しかし今日のコラムでも、配当優待利回りが高い金券優待銘柄を将来の研究銘柄候補として挙げておこうと思います。
 資産背景は良いし、事業的にも全く不安はありませんが、株価が上がりにくいというのが欠点である銘柄も入っています。どうしてこの銘柄の株価が上がらないのか、私には理解できないという銘柄です。

〇キューブシステム

 12月6日の終値663円。
 配当年間17円(3月のみ)。
 9月末に100株で1000円、200株で2000円、500株で3000円のJCBギフトカード。
 100株、200株での配当優待利回りは4.07%です。

キューブシステムの2014年3月期の第2四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20131030/8c1664/140120131018039452.pdf

キューブシステムの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=2335&ba=1&type=6month

〇ダイユーエイト

 12月6日の終値673円。
 配当年間20円(2月10円、8月10円)。
 2月末に100株で1000円のJCBギフトカード(または自社商品券)がもらえます。持ち株数によってランクアップがあります。
 100株での配当優待利回りは4.45%です。

ダイユーエイトの2014年2月期の第2四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20131001/8aydy9/140120130930029953.pdf

ダイユーエイトの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=2662&ba=1&type=6month

ダイユーエイトの優待情報
http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=2662

〇リックコーポレーション

 12月6日の終値515円。
 配当年間7円(2月のみ)。
 2月末に100株で1000円の三井住友VJAギフトカードがもらえます。
 持ち株数によってランクアップがあります。
 100株での配当優待利回りは5.24%です。

リックコーポレーション2014年2月期の第2四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20131007/8acvc4/140120130920026052.pdf

リックコーポレーションの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=3147&ba=9&type=6month

リックコーポレーションの優待情報
http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=3147&ba=9

【中略】

〇オリコン

 12月6日の終値355円。
 配当年間8円(3月のみ)。
 3月末・9月末に100株で500円の図書カードがもらえます。
 持ち株数によってランクアップがあります。
 100株での配当優待利回りは5.07%です。

オリコンの2014年3月期の第2四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20131108/8cvfme/140120131101051382.pdf

オリコンの株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=4800&ba=9&type=6month

オリコンの優待情報です。
http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=4800


 配当金券優待利回り3%以上、または非優待配当利回り3%以上の銘柄で、インカム・ゲイン利回りを確保しつつ、若干インカム・ゲイン利回りが低くとも、 業績が良く株価の上昇が期待できるキャピタル・ゲイン狙いの銘柄も、ポートフォリオに持っておく作戦が良いと考えて、銘柄調査を続けています。

【中略】

 しかし、節税売りでの下落を狙って、金券優待銘柄を端からチェックし直していますが、100株単元の銘柄の中にも、今日書いた銘柄以外に魅力的なものが多いことに驚かされます。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 本日配信の有料メルマガでは、膨大な土地を持ち、巨額な不動産含み益があり、インフレの恩恵を受けられ、株主優待と高配当な企業を、研究銘柄として掲載しています。
 また、コラムでは、「株式投資による『利益(=富)』はリスクの取り方をきちんと理解し、準備を怠らなかったものに舞い降りる」と題し、年始にあたって 自身の株式投資の目的を再確認した上で、NISAや増税などの環境変化に対応する投資戦略を練るよう提案しています。また、今後の配当優待銘柄をいくつか 挙げて、ダイジェスト的に提示しております。

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