もう何回もこの時期を迎え、年を取る一方でもあり、せつなさも残りますが、そんなことは言ってられません。何かと忙しくなるこの12月という季節は1年の締めくくりでもあり、来年に思いをはせる時期となります。
師走相場はもちつき相場があちらこちらで見かけられます。個別銘柄が仕手っぽく動く展開です。
もちをついているまでは良いのですが、最後の最後までおつきあいし過ぎるとあとでつきたての食べたもちをのどに詰まらせ大変な思いをしないとならなくなりますのでほどほどにしたいと思います。
師走相場では資金の逃げ足に注意が必要です。
昨年はアベノミクス相場で期待に胸が膨らむ師走相場でしたが、今年は更にオリンピックが2020年に東京で再び開催されることが決定した記念すべき年となりました。
猪瀬知事の献金疑惑問題でミソをつけていますが、株式相場には無縁です。来年はキャピタルゲイン課税率の引き上げ、NISAの開始という2つの好悪材料を横目に個別株への関心が高まりつつあります。
はっきり言ってお金が余っている感じがしますので個別銘柄で流動性の高い銘柄ほど狙われるように思われます。
強弱感が対立しがちなバリュー株、新成長株、材料株が物色の対象になりつつあります。
月の半ばまでは動いている株、動きそうな株、出来高重視の銘柄選びをしながらボラティリティのある銘柄を中心に活発な売買が繰り広げられるものと思います。
需給の良好なIPO企業も物色の対象になると思われます。
月の後半においては掉尾の一振期待も手伝い、来年の有望テーマ株探しを基調にした物色が活発化しそうです。
銘柄の選定は成長期待のある銘柄かどうかがポイントになります。値がさの値幅取りと100円前後の低位銘柄の効率運用などこの時期ならではの活発な展開が期待されます。
波乱があるとしたら11月でしたが結果としてな何もなく12月に波乱はないと言えますので、このままいけいけどんどんで進むことになりそうです。日経平 均株価は5月高値を目前にしており、NYダウと同様に高値を抜けていくに違いなく、ここからは上値目標をどこに置くかという点に関心が集まります。
半沢直樹で使われた倍返しが実現すると日経平均は19000円まで駆け上がることになりますが、そのタイミングが師走相場にやってくることはないとしても高値抜けは時間の問題となってきました。
(炎)
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