本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482
■投資とは詭道なり その5 投資とは人生の大事である■
◎投資とは人生の大事である。五つの事柄で測り考える。
1)道とは人民たちを上の人たちと同心にならせる
2)天とは陰陽や気温や時節
3)地とは距離や険しさや高低
4)将とは、才智や威信や慈悲勇敢や威厳といった将軍の人材
5)法とは、軍隊編成の法規や官職の治め方など。
ウォーレン・バフエットは「投資の利益は忍耐に対する報酬だ」と言っています。その心は、「必ず勝利できると確信できるチャンスがやってくるまで何もしないでひたすら待つ」です。
また、「投資とは三振が無い野球である」とも言っています。現実の野球のように、見逃し三振は存在しないわけですから、わざわざボール球に手を出し、凡フライでアウトに打ち取られる必要はまったく無いわけです。
しかし残念なことに、投資の世界では、せっかちにボール球に手を出してアウトに打ち取られてしまう人々が後を絶ちません。
孫子は「戦争は人生の大事」と言っていますが、投資も命の次に大事なお金をかけた戦いであるわけですから「人生の大事」に間違いありません。
孫子は、戦争に勝てるかどうかを判断する基準として五つの事柄を挙げており、この条件に十分合致しなければ、戦争を行うべきでは無いと述べています。戦 争とは人生の大事ですから、条件がきちんと整っていなければ決して行ってはなりません。負け戦ほどつらいものはありません。
同じように人生の大事である投資も、充分な条件が整うまで決して行ってはなりません。不用意に投資で失敗することは、場合によっては人生の破滅につながります。
それでは、投資で勝てるかどうかを判断するための基準とは何でしょうか?
もし五つあげるとすれば、
1)(投資先企業の)人材(の信頼性・能力)
2)(投資先企業の)ビジネスモデル(の収益性)
3)(投資先企業・金融商品が)予想外の危機に耐えられるかどうか?
4)(的確に投資判断できるかという)自分自身の精神状態
5)(投資先企業、投資商品が)十分に割安であるかどうかということ
になるでしょう。
★フェイスブック「GINZAXファンページ」
http://www.facebook.com/Ginzax
セミナーのご案内などの情報が先行して配信されます。
★時空小説「ルンビニ」甘粕浩著<Kindle版>
(発行:株式会社大原創研) http://goo.gl/dqLf6Pが発刊されました。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
■投資とは詭道なり その5 投資とは人生の大事である■
◎投資とは人生の大事である。五つの事柄で測り考える。
1)道とは人民たちを上の人たちと同心にならせる
2)天とは陰陽や気温や時節
3)地とは距離や険しさや高低
4)将とは、才智や威信や慈悲勇敢や威厳といった将軍の人材
5)法とは、軍隊編成の法規や官職の治め方など。
ウォーレン・バフエットは「投資の利益は忍耐に対する報酬だ」と言っています。その心は、「必ず勝利できると確信できるチャンスがやってくるまで何もしないでひたすら待つ」です。
また、「投資とは三振が無い野球である」とも言っています。現実の野球のように、見逃し三振は存在しないわけですから、わざわざボール球に手を出し、凡フライでアウトに打ち取られる必要はまったく無いわけです。
しかし残念なことに、投資の世界では、せっかちにボール球に手を出してアウトに打ち取られてしまう人々が後を絶ちません。
孫子は「戦争は人生の大事」と言っていますが、投資も命の次に大事なお金をかけた戦いであるわけですから「人生の大事」に間違いありません。
孫子は、戦争に勝てるかどうかを判断する基準として五つの事柄を挙げており、この条件に十分合致しなければ、戦争を行うべきでは無いと述べています。戦 争とは人生の大事ですから、条件がきちんと整っていなければ決して行ってはなりません。負け戦ほどつらいものはありません。
同じように人生の大事である投資も、充分な条件が整うまで決して行ってはなりません。不用意に投資で失敗することは、場合によっては人生の破滅につながります。
それでは、投資で勝てるかどうかを判断するための基準とは何でしょうか?
もし五つあげるとすれば、
1)(投資先企業の)人材(の信頼性・能力)
2)(投資先企業の)ビジネスモデル(の収益性)
3)(投資先企業・金融商品が)予想外の危機に耐えられるかどうか?
4)(的確に投資判断できるかという)自分自身の精神状態
5)(投資先企業、投資商品が)十分に割安であるかどうかということ
になるでしょう。
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