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オリンピック開催地決定は大相場の始まりか?

2013/09/10 23:54 投稿

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2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まったことで関連銘柄が一段と賑やかになっています。
 それだけではなく経済効果を期待して株式市場に流入する資金が一段と増加し、日本株への関心が高まっています。

 開催地決定前までは原発の汚染水問題などで東京は選ばれないとする意見もあって、週末には一連の関連銘柄が売られていました。それが逆の結果となり株式相場にポジティブな材料が生まれましたので強気に転じています。

 「オリンピックに直接関わる企業もそうではない企業も押し並べてポジティブな評価が得られ、中・長期的な上昇相場が始まると見て良い。」という意見が大 勢を占めていると思われますが、既にオリンピック関連銘柄は先行して過剰に評価されている可能性もあります。このため、開催地が東京に決定したことで一時 的に株価が上がってもそれは材料出尽くしとなるのではないかとの見方もできるのかも知れません。
 ただ、オリンピック開催に向けた準備はこれからが本番。インフラ整備への大義名分の投資を皮切りに、様々な関連業界への波及が期待されますのでポジティブな評価が続くことになるでしょう。

 7年後のオリンピック開催に向けた経済活動を背景にした中長期上昇相場の開始をまずはシナリオとして描くことにしたいと思います。

 アベノミクス相場からオリンピック相場へ。上昇の第2幕がまさに下りたと言っても良いでしょう。

【炎流オリンピック関連銘柄~思いつくままに~】


 既に多くの調査機関や評論家の方々が披露されているオリンピック関連銘柄ですが、私も思いつくままにピックアップしてみました。

1)夢真HD(2362)
 時価:562円 時価総額:419億円

 東北復興需要+オリンピックインフラ整備 人材ニーズはますます高まる。短期的な業績未達で調整中の株価だが、改めて見直し。9月末配当金20円(下期17円配当)を公約済み。

2)コニシ(4956)
 時価:1849円 時価総額:376億円

 道路改修ニーズの高まりで接着剤需要増加。直近高値から調整局面。今期予想経常利益60億円に比べ評価不足。

3)積水樹脂(4212)
 時価:1326円 時価総額:627億円

 道路資材のトップ企業。今期予想経常利益94億円。積水化学グループ企業。

4)積水化学(4204)
 時価:957円 時価総額:5096億円

 今期予想経常利益700億円。東京オリンピックでも活躍。直近高値から24%調整した水準。

5)アドソル日進(3837)
 時価:1270円 時価総額:19.3億円

 インフラ系システム開発に強い。流動性に難。三角保合い中。

6)JSS(6074)
 時価:660円 時価総額:13.3億円

 スイミングスクール全国展開。金メダル候補が所属。子供のスイミング熱高まるか?中高年の健康関連。有利子負債の大きさが財務上の脆弱さとして映り上場後の株価低迷につながっているもよう。

7)ウシオ電機(6925)
 時価:1138円 時価総額:1589億円

 オリンピックに向け映像装置の需要拡大に期待。今期予想経常利益145億円。

8)ヨネックス(7906)
 時価:535円 時価総額:125億円

 バドミントン、テニス、ゴルフが3本柱のスポーツ用品メーカー。今期予想経常利益13.5億円。

9)セレスポ(9625)
 時価:307円 時価総額:17.5億円

 スポーツイベントの企画・設営会社。今期予想経常利益2.65億円。

10)エイチ・アイ・エス(9603)
 時価:5070円 時価総額:1737億円

 今期予想経常利益170億円。海外からの旅行客増加に期待。

(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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