2024年リニューアルされる新NISAは話題になっています。
年間非課税枠360万円、生涯非課税枠1800万円、さらに売却すると非課税枠は復活します。
投資をして、お金を使ったらまた非課税枠が再利用できるためNISAと共に生きる時代の到来です。
ただ新しいNISAで気がかりなのがジュニアNISAの終了です。
過去ジュニアNISAは18歳までお金が出せないという意味不明な縛りのせいで利用が進みませんでした。何が悲しくて流動性リスクを無駄に負わなければいけないのでしょうか。
今思えば制度が金融リテラシーを無視した内容でした。しかも非課税期間は5年。長期投資と矛盾します。
ただ未成年者名義の投資口座というのは良い制度だと思います。
私は対象年齢を13歳にして投資金額の上限も10万円、すなわちお年玉でできる程度の金額でジュニアNISAは復活させてもいいと思います。
投資の練習をさせてもいいのでは?ということです。
未成年口座で普通に投資はできますが、子供が課税で大人が非課税というのは不公平です。
13歳から大学卒業までの22歳までの10年、テンバガーの株を持っていれば、10万円は100万円になります。さらにそこからの10年でテンバガーを狙えれば、33歳で1000万円です。43歳には1億円です。
お年玉という種を木に育てる機会を子供に提供しても良いのではないでしょうか。
(遠藤)
[遠藤 功二氏 プロフィール]
日本FP協会認定CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com
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