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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「暴落時には、利益を上げ続け株主還元を続けている企業を選ぶ」=
 (有料メルマガ第381回・2016/05/1731配信号)

※2016年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


― あいかわらず上にも下にも大きく動く日本の株式市場です。あまり短期的な資産の増減に一喜一憂しないようにして、機関投資家のように短期的な運用成績で縛られる必要が無いというアドバンテージを活かして、淡々と投資を実行していくことで未来に備えたいと考えて投資を継続しています。 ―


 暴落時は、いろいろな強みのある多彩な企業を通常よりもバーゲン価格でポートフォリオに取り込んで、強いポートフォリオを作り上げていくチャンスが多くなります。

 1年ごとに資産が増えていくことはとても嬉しいことですし、そうなりたいと自分でも、できる限りの努力をしています。

 しかし株価は多くの投資家の思惑の総意で動くので、自分が予想したように動いてくれることは、なかなかありません。


【中略】

 だから、自分の株のポートフォリオを構築していくときには、その中にストック型ビジネスモデルの企業の中から、膨大な資産を蓄えている企業を加えていくことも良い方法だと判断しています。


 最近は三菱自動車が燃費を偽装する大問題を起こし信頼を失って大きく株価を下げました。東芝の業績のごまかしやフォルクススワーゲンの企業ぐるみの詐欺など、日本ばかりではなく先進国の大企業の不祥事が次々に明るみに出るようになっています。
 製造業で東芝やフォルクスワーゲンを主要販売先にしている企業は、不良債権を掴まされるリスクは少ないでしょうが、今後の業績が悪化するリスクに直面し、自社の株価が下落する可能性もないとは言えません。

 だからこそストック型ビジネスモデルの企業もポートフォリオに加えていくことが良い投資戦略になると考えているわけです。


 進化論のダーウィンが、その著書「種の起源」の中で「最も強いものが生き残るのではない。最も賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残るのは変化できるものだけである」と述べています。生命体として生き残っていくためには、自然環境の変化に適応して、自らを変化していくことが必要です。

 投資でも、まったく同じです。いま正しかったことが、明日には間違いになる。そんなことが投資の世界ではよく起こります。

 したがって、現在や未来の世界の経済情勢を見据えて、ポートフォリオの銘柄を変えていくことも必要な事です。


 「男子三日あわざれば刮目してみよ」という格言もあるように、自分も自分のポートフォリオも成長するために変化をいとわず、変化かつ進化していきたいと考えながら投資する銘柄を入れ替えています。


 私の投資方針も投資技術も日々の株式投資の実践の中で、少しずつではありますが成長を続けています。あらゆることに『変る鉄則』と『変らぬ鉄則』があるように、投資にも基本的で大切なことは、あまり変化することはありません。絶対換えてはいけない基本ももちろんあります。

 しかし自分の経済環境や体調が変化すれば、投資スタイルを変えないと、身の破滅に陥ることもあるでしょう。

 でも、人間は変われるものです。たった三日会わない間に、まったくの別人になっている人もいるのです。企業にも同じことがいえると思います。

 人間は毎日眠ります。これは再生の儀式といっても良いと思います。辛いことがあっても、悲しいことがあっても、一旦眠り、目が覚めたときは別のあなたがそこにいる。そう考えることによって、人間は生きることの重荷から開放される面もあるのです。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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