こんにちは、小屋です。
今日も、日中にご相談のお客様がいらっしゃったのですが、個人投資家の方が資産運用をする場合に、やりがちな一番大きな間違いをされてましたので指摘しました。
それは何かというと・・・
「金融資産の中で、運用に回す金額が小さすぎる」
という間違いです。
今回のご相談者も、全体の中で15%ほどを運用に回していて、残りの85%が預金、定期預金、国債などの安定資産になっていました。
こうした85%が安全資産の割合で、いくら15%の資産運用がうまくいったところでポートフォリオ全体の運用効率はたかが知れてしまいます。
今回のケースも客観的に分析してみると、現在の構成比とは逆で80%が株式や外貨建て債券などのリスク資産、20%が円建ての預金・債券という比率で考えても良いぐらいでした。
メルマガ読者の皆さんは、比較的積極的に運用をされているのではないかと推測はしますが、弊社にご相談に来られる日本人の一般的な姿は、上記に書いているような方が多数です。
基本的には、資産形成層の皆さんであれば生活費やローンなど、家計から出ていく1年間の支出を計算し、お客様のリスク許容度が高くても、低くても、支出1年分は預貯金で持ってもらうことをおすすめします。
それ以外の資金は、運用していっても大丈夫なお金だと思います。
この1点について理解していただくだけで、日本の個人投資家の運用効率には大きな変化がうまれるのではないかと考えています。
最近、資産運用のポートフォリオについて考え方をまとめました。
ご関心ある方は下記の記事をご覧ください。
こちら ⇒ https://bit.ly/3r7iaDf
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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