億近読者の皆様こんにちは。
 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。

 2022年2月26日(土)に、億近の代表をされている松田さんとご一緒に、「10代のための金融経済教育、上場企業の社長に学ぶ株式投資セミナー」を開催しました。

 ご参加いただいた方々には、改めて御礼申し上げます。


 今回は「2022年4月から家庭科で資産形成の授業がスタートする」という教育カリキュラムの変更にさきがけて行った企画です。

 資産形成といえば長期、積立、分散の話が基本です。
 私もFPとしてその話はしています。

 ただ、せっかく10代の方々に投資の課外授業をするのなら、もっとダイナミックなことを伝えたいと思っていました。


 上場企業の社長の話は、期待以上にダイナミックでした。

 会社を作り、上場して業績を伸ばしていけば、普通に働いてコツコツ貯めているだけでは到底得ることができない資産を築くことができます。このようなお話を子供達にしていただきました。そして私は気づきました。

「社長の言葉には説得力がある」

 会社を作って育てる、これが莫大な資産を築く方法だと私は知っていました。
 外資系銀行時代のお客様には確かに経営者が多かったからです。
 しかし、それを知っているだけの私がいうのと、莫大な資産を築いた上場企業の社長がいうのでは心への刺さり方が違います。

 よく考えたら当たり前なことです。
 オリンピックで金メダルを獲ったことがある人しか、金メダルの重さの話はできません。外野が何を語っても勝てません。

 普通に学校に行って、普通にテスト勉強をして、普通に卒業して社会人になる、というルートの中には、上場企業の社長のような「超資産家」と話す機会はなかなかありません。だから「コツコツ貯蓄をするのが大切だ」という視野に限定されてしまいます。

 10代の方々には、自分の可能性に気づくために、今回のセミナーのような「成功者と触れ合う場」が必要だと思います。


 子供達にダイナミックな夢をもってほしい、という想いで、「上場企業の社長に学ぶ株式投資セミナー」は第二弾も企画したいと思っています。

 応援をいただけますと幸いです。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。

子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


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