本日は令和4年の大発会。コロナ禍3年目でまたもや流行拡大の動きに恐れおののく必要がないが、むしろ怖いのは米国のハイパーインフレだとの声も聞かれる。
本日の大発会、ご祝儀相場も手伝ってか日経平均は大納会に比べ510円高の2万9301円(+1.77%)で終えた。TOPIXは更に上昇率を高め、大納会終値に比べ1.9%高となった。
大発会で景気よく上がったのは良いけどこの後どうなる?
コロナ流行の第6波はともかく、国内では地震の頻発、ウイグル問題で世界がオリンピックボイコットしようとしている時に中国に物が言えない岸田内閣のスタンス。徐々にトーンダウンしていくリップサービスのような施策。
新資本主義を唱える日本国宰相に海外投資家はノーと言ったか言わないかはともかく、実力行使で日本株を売りに出してきたとの指摘。
新年から様々な食料品の値上げラッシュ。格差が広がる国民生活で株式投資どころではない現実が待つ。
なおも騰がり続ける米国株はこの後に予想されるマクロ経済のハイパーインフレが不安要素。既に30年物国債金利が2%台に乗せてきた。
こうしたコロナ禍不安な要素を背景にしたのかマザーズ指数はなんと前日比1.13%のマイナスで終えた。昨年末にほんの少しだけ戻しただけで本日は反落。
直近になって人気を集めたJDSC(4418)などのIPO銘柄は早くも大幅調整の動きでマザーズ指数の下げにつながったようだ。
このように令和4年の大発会はまだら模様。
機関投資家が買いそうな銘柄やこれまでかなり売り込まれていた中小型株には買い戻しも入ったとの印象。
とは言え株式相場は始まったばかり。
よーいドン!!と号砲が鳴り響いていきなり先頭走るマラソン選手は決してトップでゴールを迎えることはできない。
先の長いゴールまでの闘いとなるが、これから1年の株式相場を皆様とともに見守っていきたいと願う。
ということで今年も「億の近道」を宜しく。
(炎)
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