コロナ禍2年目の令和3年もはや残り僅かとなり、間もなく令和4年を迎えようとしている。令和4年は一体どういう年になるのか?
コロナ禍はオミクロンという変異種にバトンタッチされ再度の流行が世界の経済を混乱に導く可能性もない訳ではないが、今のところは重症者や死亡者の数は限定されており、感染者増はあってもさほど心配はいらないとのコンセンサスが形成されるなら一気にまたバラ色の世界が待っていると楽観視する向きもあろう。
一方で懸念される原油、天然ガス価格の上昇はきな臭いウクライナ問題次第で上下に振れる可能性もある。
米中の緊張感、冷戦状態となりつつある経済制裁を含めた対立、北京オリンピックボイコット問題、台湾有事問題などが懸念材料だが、予期せぬ出来事(自然災害など)に変動を見せる可能性のある株式相場にとって米国のテーパ
リング(量的金融緩和解除)の動きは積極財政下でのインフレ統計が更に加速するとの見方もある点には注意したい。
令和4年に起きる出来事を予測しながらリスク分散を図るためのポートフォリオ構築を年末年始に行ってみようと思うが、皆様におかれましても備えあれば憂いなしで、投資対象も絞り込み厳選されてみて下さい。
本年もご愛読賜り有難うございました。
それでは良いお年をお迎えください。
なお、令和4年の本コラムは1月17日からのスタートとなりますので宜しくお願いします。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
コメント
コメントを書く