いつの間にか日経平均は3万円台乗せ。
令和3年の秋相場はあちこちで上がる威勢の良い掛け声につられて神輿(みこし)をかつぎ始めた投資家がお見えになっているような展開となってきました。
戦争時や好景気に沸くような出来事以外は滅多に市況高騰の恩恵を受けない海運業界にわが世の春が訪れているようであるが、これによって業績の急向上を見せる海運株が14年ぶりの株高に沸いている。
異常なほどの市況高で先駆した海運株で儲けたお金をどこに回すかなど贅沢な悩みを持つ投資家には楽しい秋相場なのかも知れませんが、皆様はいかがでしょうか。
なかなかお持ちになっている銘柄には順番が回ってこないというあせりすら覚えておられる皆さんも多いのかも知れません。
そうは言っても株式市場にも「待てば海路の日和あり」とも言うべきことわざが存在します。
今ほとんど動きのない株にもいずれ陽の目が当ります。
お祭りのような秋相場はまだ始まったばかり。
先駆した銘柄に遅れて動き出す多くの銘柄群。様々なタイプの銘柄群が株式市場には見出せるため、絶えず研究を重ねておきたいところです。
ここに来てようやく広がりを見せ始めた物色気運の高まりに大いに注目したいと思います。
ついこの間までの苦しい局面があっただけにここでの様変わりの陽気さはまだ疑心暗鬼かも知れませんが、個別にはまだまだ元気のない出遅れ銘柄もたくさんありますので、決してあせらずに時が来るのを心待ちにして頂く必要があります。
また、思い切って担ぎ手の多い輝く金でできた神輿に近付いてみてはどうでしょうか。
ここでは思い切って秋祭りを楽しもうではありませんか。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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