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投資家Sの今週の注目銘柄 メンバーズ【2130】

2021/06/03 23:50 投稿

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 皆様こんにちは、投資家Sと申します。

 本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報α”(月曜版)に掲載しております。


 先週のコラムで体調を崩したとお伝えしておりましたが、あまりにも長く続いていた為、病院に行ってPCR検査を行った所、新型コロナウィルスに感染しておりました。私が感染したのは、感染力が強いと言われている、イギリス型の変異株でした。

 新型コロナウィルスは、感染する人によって症状の振れ幅が大きい模様であり、全く症状が出ない方も居れば、あっという間に重症化してしまう方も居ます。私は、熱・倦怠感があった程度で、比較的軽症ではありましたが、ここ2週間は仕事が思うように進んでおらず、身体よりも経済面での影響が深刻です。

 感染が発覚すると、毎日保健所の担当者と症状の確認を電話で行うのですが、発症日から一定期間が経過した場合には、再検査も必要無しで療養解除となります。
 日本は諸外国と比べて個別の感染対策は相当徹底しておりますが、検疫と防疫がザルである事が、自らが感染して非常に良く分かりました。感染しない・させないよりも、感染源をシャットアウトする事が、言わずもがな重要な点となりますが、日本は海外からの侵入は事実上野放しとなっております(隔離はあくまでも要請であり、強制ではありません)。

 来月にはオリンピックが開催される予定となっており、選手・報道陣が多数日本に押し寄せる事となります。オリンピック関係者は隔離義務無しとの報道もなされており、特別扱いが感染を拡大させる事にならないのか心配しております。
 オリンピック期間中は、東京から離れて地方で生活。今年は長めの夏休みを取って、都内から離れようかと私も考えております。

 皆様も今から夏の計画を考えてみてはいかがでしょうか?


 今回は、2021年5月中旬に掲載を行った、注目銘柄についてご紹介させて頂きます。


■メンバーズ【2130】


 デジタル分野での運用支援および人材提供サービスを手掛けるメンバーズ【2130】は、1995年設立、2006年に株式上場を行っている。

 日本のIT人材不足は深刻な状況となっており、2030年には最大79万人の不足となる。同社は2030年までに1万人の人材採用を実行し、デジタルクリエイターとして育成し、デジタル経済社会における価値創出の主役を世の中に輩出する事に取り組んでいる。

 現在のデジタルクリエイター(DC)数は約1,300名となっており、10年間で現在の社員数の8倍近い人材を採用・育成する予定となっている。
 収益構造はDC数×単価で計算出来る為、DCの採用・育成が年々増えていけば、売上は必然的増えて行く事となり、同社の業績も向上する。

 5月7日に発表された今期の業績予想は、売上が前期比25.8%増の152億円、営業利益は42.7%増の18億円となっており、過去最高を更新する見通しとなっている。
 上記の業績予想は、同社が掲げているVISION 2030との比較ではまだ序の口であり、2030年の営業利益目標値として100億円を掲げており、今期の営業利益は20%にも満たない水準となる。

 同社事業のメインとなる国内DX市場は、10年後には3兆円市場になるとの予測が出ており、成長市場で一定のシェアを取る事が出来れば、長期ビジョン達成も夢物語では無い。

 株価については決算は発表を受けて、翌営業日にはマドを開けて大幅上昇となったが、直近の株式市場の地合いの悪さに足を引っ張られる形となり、決算前の株価水準に逆戻りの展開となっている。

 予想段階ではあるが、今期が大幅な増収・増益となる事実には変わりなく、地合いの悪化で同社株が売られる展開となれば、仕込み時となる可能性が高い。
 なぜならば、昨年のコロナショックからの株価回復局面においては、業績影響が無かったもしくは、コロナ禍によって大幅に業績を伸ばした会社の株価はいち早く回復しており、今回の局面においても、昨年発生した株価上昇局面の韻を踏む可能性が高い。

 人々が恐怖に慄いている時に、嬉々として買う。株式投資で利益を上げる秘訣を、久々に実行出来る局面が到来している。

 メンバーズの社名の由来は、企業と消費者がメンバーシップの関係になる事を支援しようという想いと、参加意識を持った社員の集団でありたいという2つが由来である。ここに株主として同社事業を支援する3つ目の想いを加える事が出来れば、成長の果実として株価の上昇を享受できる事になるだろう。


(投資日報α 2021年5月17日号掲載)


(投資家S)


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  トレース合同会社 社長
  株式会社投資日報社 専務取締役
  大学卒業後、2004年から証券会社にてFXの仕事に従事。
  以後、14年間に渡り、営業・企画・トレーディングの最前線で活躍。
  リーマン・ショック・ユーロ危機・Brexit等々の並居る大相場の中、裏方として市場の最前線で指揮を取り、FXの表も裏も知り尽くす。
  2018年秋、11年間勤めたマネックス証券を退社して、暗号資産(仮想通貨)の交換業者となる、株式会社ディーカレットの立ち上げメンバーに加わる。
  2020年5月に、相場道を究める為に同社を退職。
  個人投資家として株式投資を行いながら、投資に掛ける時間が限られる兼業投資家の方に有益な情報を届ける為、株式について日夜分析を行っている。
  日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA)
  相場に対するモットーは、「利食いたくなったら乗せろ」

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