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 今週(2月1~5日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1115円80銭上昇し(率にして4.03%の上昇)、2万8779円19銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。

 前週末、米国株式が一部中小型株の投機的売買などを巡って、証券取引委員会(SEC)の規制が強化されるなどの憶測から急落しましたが、今週は週初から日米ともに強い相場展開となりました。
 日経平均株価は1日(月)から3日(水)は大幅に続伸。国内主要企業の20年10~12月期の連結業績が半導体関連など製造業を中心に好調であること、米民主党がバイデン政権の追加経済対策(1.9兆ドル)の早期成立の手続きを進めているとの期待感などが株価の上昇を後押ししました。
 4日(木)はさすがに利益確定売りに押されましたが、週末5日(金)は前日比437円高と大幅に反発して取引を終えました。


 米当局による株式取引への規制強化への懸念は依然くすぶりますが、過剰流動性を背景とする中期的な株高期待は予想以上に強いとみて良さそうです。


(水島寒月)


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