捨てられたペットの殺処分の記事を幾つか読みました。
リモートの拡大でペットを飼う人が増えているようですが、飼い始めは可愛いペットですが最期についても思いを馳せなければいけないと思いました。
10月に愛犬が亡くなり、その数か月前辺りからの老犬の世話の大変さと共に、飼い始めから死後の管理についてもちゃんと考えておかねばいけないことに改めて気付かされました。
例えば、リタイア後に70歳前後で犬や猫を飼い始めれば最も手間が掛かる時期は自身が80代半ばになった辺りです。自身の世話すら難儀になる年齢でペットの世話まで手が掛かるのは大変です。
また、30代半ばで住宅を買ったとか、子供の為になどで犬を飼えば50前後の仕事が忙しく出費が多い時期にペットの負担も重なります。
とは言いつつも、様々な場面で癒されたり、楽しく遊べたりと、ペットの存在は何とも言葉では表現しきれないことも事実です。是非無理の無いよう計画的にペットを飼っていただければと思った次第です。
余談ですが、ペット葬儀について。小職が住む大田区の「矢口渡」と言う所に良い感じのペット葬儀社がありました。連絡した翌日には火葬装置付きのバンに乗ってきて、遺体を炉に入れる前に線香を手向け、その後近くの車通りの少ない場所で火葬を済ませてから粉骨したうえで可愛い骨ツボに収めて返してくれました。所要時間は約2時間。
早々に対応してくれて費用は何と!税込み2万円でした。大満足です!
(余りに納得感があったので宣伝も兼ねて・・・)
骨ツボは今は私の書棚に置いてあり、いずれ落ち着いたら庭に撒こうと考えていますが、ペット業界の隆盛とともに様々な便利な事業者が現れてくるのだと得心した次第です。
さて、このところの株式市場動向は動きが激し過ぎて小職レベルでは上手く消化出来ません(苦笑)。ここ数日は日経225ばかりが派手に売買されています。
例えば1月7日から1月13日までの4日間で日経平均株価は5.177%の値上がりですが、その間の東証一部時価総額は3.682%の増加ですから、如何に日経225(225先物)が主導している市場であるかが分かります。
某大手外資の方は、昨年からコールを買っていたCTAの指数取引が増えていると仰っていました。いわゆる指数を使った大型の博打ですから一般投資家では付いていけません。分からないから自身のポジションも放置です(苦笑)
確かにワクチンの普及と各国政府による大胆な景気刺激策で今年後半からの景気に大きく影響するのでしょうが、とは言え、主要国による過剰流動性の供給にも手詰まり感が出てきそうな・・・。
米国ではバイデン新大統領が確定しましたが、世界最大の金融市場を抱える超大国アメリカの迷走は続きそうな気配です。(差別思想と無責任な言動に塗れた)無秩序なトランプ政権が終わることにホッとしてはいますが、トランプ支持者による議事堂の占拠には世界が驚きましたし、これからも混乱が懸念されます。日本市場は米国市場次第とも言えますので行方が気になります。
米大統領選後の動きとして、昨年11月からは日本を代表する重厚長大企業が買われました。旧来型の大型株が買われ、主要指数の中でも久しぶりに大型指数のパフォーマンスが良かったです。
古い話ですが、1988年頃からの過剰流動性相場を思い出しました。
当時はブラックマンデーから立ち直り株式売買が増加していました。取引所には場立ちもあり、流動性の高い大型株じゃなければ大口の約定が出来ない為、売買代金が大きい機関投資家や法人、大口個人からの注文が大型株に向かいました。先物取引が開始されたことによっても活発な売買が続いた記憶があります。
89年に入ると株式専門家からは「過熱している」「上がり過ぎ」と言った声が増え始めていましたが、イケイケどんどんのムードの中で弱気の声はかき消され、やがて年末にピークを迎えます。
当時と今とでは様々な面で違いはあるのでしょうが、人間の心理と言うものは余り変わらず、人が儲かっていると自分も参加したくなるのが世の常です。ここ1~2か月は「資金の流れが激しいなぁ~」と感じながら、相場の動きはあまり気にせず時々決算状況などをチェックしているところです。
中小型の代表であるマザーズ指数は10月末の1,171.25から先週末1月8日の1,235.64へと約5.5%の値上がりで、大型株指数は1,453.21から1,741.99へと約20%の値上がりとなっています。
11月からは久しぶりに大型株(特に日経225)が勢い良く買われ、バリュー銘柄への巻き戻しがあったと言われますが、主に海外ファンドの買いと共に、日銀など公的資金による買いで需給がタイトになっていることも大きな要因と思われます。
このような相場が強い時期には日銀が保有する株式を「コソコソっと」売れる仕組みを作っておいた方が良いのでは無いか?・・・などと考えています。そもそも購入を初めたのは景気底上げへのセンチメントの側面支援と言う邪な動機だったはずですから(苦笑)
気になるところでは、ドルベースの日経平均株価が1989年末をやっと超えたことでしょうか。当時は1ドル140円台前半でしたから、今はドルに換算して39,000円台に乗せた辺りです。
時価総額でも2018年1月に続き、昨年12月にバブルピークを越えてきていますので、海外から見れば「日本もやっと高値を超えてきた」という感触かも知れません。
何十年もデフレと円高に悩まされている国内からの視点では依然として28,000円に届いたところですが、外人投資家の視点とは違いますね。
循環物色的な動きも見られますが、12月に入ってからは「休むも相場」として大人しくしています。四六時中相場を眺めていても上がるものでもありませんし、売買回数を増やしても儲かりません(笑)
暫くは様子見として、この10年近くを振り返りつつ、今後の投資方針を考える月にしようと考えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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